現代の日本社会に求められているものは、
大脳トレーニングによる、脳の活性化。
そして、
か、け、い、
の頭文字をとった、感動、健康、癒しだという。
常に、時代に求められるものは、
「失われた」ことにより、求められるものであります。
つまり、一時代では、自ら思考することなく「大脳」を駆使せず、
日々に、感動することはなく、不健康な生活習慣を送り、
ストレスに満ちていた、社会だった、ということを証明しています。
やることなすことを、人任せにさせて、成果を求め、
ああせよ、こうせよ、と全てを、
誰かに指示させられながら生きていても、
充実感は得られません。
「他力」に頼ることのない、「自力」が重要です。
武術を生業にして、生活をしていて思うのは、
毎日、自分の意志で身体を動かしていること、
始終、いい形での思考力を働かせ、
ありとあらゆる肉体の全てを使いこなせば、
心地よさ、達成感があります。
感動、健康、癒しは、自分の中で作りあげるものです。
人に求めるものでは、ありません。
まだ、どこかで この「社会」では
「依存心」から抜け出せない印象を受けます。
古くは、
「自強不息」といいました。
自ずから、強くなれ、怠けることなく・・・いつまでも。
物質的なモノに囲まれているだけでは豊かになれません。
自らの、大脳の活動が豊かであり、身体が元気でこそ
よりよく「現在」を、楽しく生きることができるものです。