私は、日々レッスンの移動によく電車を利用します。
ふと気付いたことですが、電車の中では、
車内では、「気を使う人」と全く「気を使わない人」に大きく分かれているように感じます。
以前は、若い人の方が人生の面でも、
余裕がない分、気を使う人は少ない印象がありましたが、
近頃は、それは、年配、若い人、全く無関係になりました。
周りなんか、関係ない、自分の好きなことをやる。
だって、自由だから・・・
そんな感覚のようです。
本来は「自由」と「身勝手」は別のものですが、現代では混同しているのが、現実です。
見ていれば、
「赤ちゃん」の乗っているベビーカーをすごい勢いで押しながら、
猛スピードで、発車間際の電車に乗り込む人。
電車のドアが開いた瞬間に、すぐ乗り込んでくるおじさん。
老若男女、誰だって、携帯電話を大声で話しながら乗車してくるのも普通になりました。
だって、自分だけじゃない・・・・皆、やっているから・・
そんな感じです。
小さな子供たちも、「瞳」の中でそれを認めても
普通に、何も思わないのも日常。
それが、「当たり前」だと、感じる人が育ち どんどん日々に増えていく・・
これが、日本社会の現実。
自分は、これらを見つめながら いつも考えます。
それでも、自分は絶望する事は 決してしません。
人のふり見て、我がふりを直せばいいのです、
どんなことからだって学ぶことはできるものです。
今日は、電車の中で、誰が捨てたのか解らない、
ゴミが車内の真ん中に ポツンと落ちていた。
見ていたら、誰も気付かないし、気付きようも無いのかもしれない。
それを拾って、捨てようとしたら、駅にも道端にも、
ゴミ箱がどこにもない。
仕方ないので、家まで持って帰って捨てました。
これが、よくある日本の現在の状況の一部。
また、ゴミが落ちていても、
私は、黙って拾って捨てよう。
思えば、仕事でも似たようなことがよくありました。
誰のせいにもしないで、
やらねばならないことは、あきらめないでやるだけです。
どんなところだって、
自分の「心」を鍛える修練場になればいいのです。