私達の「年頭所感」は、


2001年から、2006年までに高めた、「躍動する進歩」を、


更に高める年にする!というものです。




そして、


日本主要企業のトップが四日に発表した、


年頭所感を拾い出してみると、



<成長加速>


・攻めの姿勢

 KDDI、キリンビール


・デジタル情報革命

 ソフトバンク


・イノベーション

 富士通、日本IBM、日本オラクル


オープンとコラボレーション

 NTT


・稼ぐ力

 ダイエー


・提案力

 TOTO


・進化と変革

 三菱マテリアル


・第二の創業

 富士フィルムホールディングス


・変化をエネルギーに

 博報堂DYホールディングス


・実行力

 アサヒビール、大丸


・新しいビジネススモデルの構築

 ニフティ


・価値を提供

 味の素、カゴメ、TIS、JFEスチール



<足場固め>


・品質

 キャノン、資生堂、積水ハウス、大阪ガス


・現場

 日本ハム、三菱商事、サントリー、


・内部統制、リスク管理

 ヤフー、富士ゼロックス、大和ハウス工業


・原点回帰

 東京ガス、三越、豊田自動車織機

 

・品格

 トヨタ自動車


・安全

 関西電力、三和シャッター工業、


・教育投資、職場環境の整備

 日立造船、NTTデータ



<社会と調和>


・高い倫理観

 CSKホールディングス 


・責任ある企業活動

  リコー


・膿を出す

 東京電力


・ソーシャルの視点

 電通


・コンプライアンス

 タクマ、日清製粉グループ本社、ヤマハ発電機


・環境

 三菱ケミカルホールディングス


・地域社会や自然環境と保全

 大塚製薬




企業それぞれに、大きな集団で動いていると、


自由意志で、思うように動けないように見えます。


大きな効果、成果を上げるには、


もっと、個人力を見直す必要があるように思えます。




昨年は、勝ち組、負け組み、なんて言葉が流行りましたが、


今年は更に、そのことへの理解が深まり、


「勝つ組織」と「負ける組織」との違いが、はっきりとする年になりそうです。


「勝つ組織」には、「勝つ理由」があるから「勝ち」


「負ける組織」は、「負ける理由」があるから「負ける」ものです。


「強く」なる組織は、より強くなり、「弱く」なる組織は、更に弱体、無力化していきます。



今、現在では、動きが早く小回りの利く企業や個人を主体に飛躍しています。


行動や反応の鈍い企業や組織では、今後更に、その「差」が大きくなることでしょう。