「市民の声」20万筆超 住民投票目指す団体が署名提出

 

 横浜市が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を巡り、賛否を問う住民投票の実現を目指す市民団体が13日、市内18区の選挙管理委員会に集めた署名を提出した。団体が集計した結果、署名数は直接請求に必要な法定数の3倍を超える20万5852筆に上ったという。住民投票の実現には、今後、市長に提出する条例案が市会で可決される必要がある。

 

横浜市の有権者数から考えると微妙な数字だろう。

まして、先の市長選挙で反市長派の得票数と同じぐらい。

同じく市長派も20万人ぐらい。

さて、住民投票したら痛み分けか? 少し負ける程度か?

 

でもその前に、議会での可決が必須だ。

議会で条例案が通過するのであれば、住民投票の署名集めをしないでも、議員法案として議会に出せばいいだけ。

その時点で審議、採決をして、市民にIRの誘致の賛否を問うで済んだのだろう。

明らかに議会に通らないことを判っていて住民投票の署名集めをしたと考える。

 

でも公明党が裏切るのであれば話は違うが、創価学会員が署名活動に参加したと話は聞いていない。

創価学会員が組織的に参加しているのであれば、公明党も無視は出来ないだろう。

と言うことで、結果が見えていると言える。

 

 中区の選管には、主導する市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」の小林節共同代表らが訪れ、区内に住む市民の署名約5800筆を手渡した。小林共同代表は、集まった署名数に「満足している」とした上で、「市議会はこれを無にしないことを強く要求する」と力を込めた。

 

自民党、公明党で過半数なのだから無視するのが前提でしょ。

共産党、民主党の残党?

もう、政党名が頻繁に代わるからよくわからないから残党政党で十分だろう。

取り敢えず、IR反対議員がいるのだから無視はしないだろうが、採決でどうなるかだよ。

 

仮に裏切りが出るとしても難しいだろう。

新議会は誰が賛成反対したか個別に判るらしいので、裏切りは難しい状態だろう。


 条例案の直接請求には、市内有権者6万2千人以上の署名を2カ月以内に対面で集める必要があった。

 中区で活動した「カジノ誘致の是非を決める中区民の会」の事務局長片岡妙子さん(72)は、生年月日などの個人情報が必要な署名集めには苦労が多かったとしつつ、「市長に対して不信感を抱いている声が多く寄せられた」と強調。共同代表の柴田智悦さん(58)は「主権者である市民の声として受け止めてほしい」と訴える。

 

受け止める気があるのなら住民説明会で対応がちがうだろう。

どう見ても強行開催で住民の意見を聞くつもりはない。

いい加減、希望的観測はやめたら?


 市会は、誘致推進の立場を取る「自民党・無所属の会」と公明党が過半数を占める。団体のメンバーらは今後、住民投票の実施に賛成するよう各市議に働きかけるという。

 

創価学会員を巻き込むしかないのだが、政党支援をしている人間が言ってもね。

支援政党がないので、創価学会員が公明党支援を呼びかけてくる人々が、IR推進をする公明党には今後、票を入れない。

票を入れてほしいのであれば、住民投票条例の可決をするように話をして。

ぐらい言わないと無理だね。

 

 各区の選管は20日以内に有効署名数を確認する必要があり、12月3日までに集計が終わる見込み。その後7日間の縦覧を経て、異議がなければ有効数が確定する。同団体は12月中に市長に住民投票条例案を直接請求するとしており、住民投票を実施すべきかどうかの審議は年明けの市会で行われる見通し。 

 

1月の終わりから2月にかけての議会になるだろう。

そこから住民投票の準備をおこなって、住民投票が行なわれるのが春先か?

市長の任期が終わるまで日数はいくらもないけど。

だから、パフォーマンスとしか言えないんだよね。


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