ネタにするのが遅くなったが、横浜市教育委員会問題。

2019年(令和元年)12月23日

クリスマス前、世の中が浮かれている前日記者発表があった。

 

教職員の懲戒処分について

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kyoiku/2019/20191223tyoukai.html

 

当該校長は、令和元年10月19日(土)の午後、勉強会と称して、知り合いの横浜市立学校に勤務する女性教諭を呼び出し、女性教諭の同意なく、複数回キスをし、直接胸を触った。本事件は、同月23日(水)に女性教諭の相談により発覚し、その後の事情聴取において、当該校長は事実を認めた。

 

 

北部学校教育事務所長コメント 「停職12箇月」

教職員の不祥事の根絶を目指して全市的に取り組んでいるところであるにもかかわらず、教職員を指導・監督する立場にある校長が、このような不祥事を起こしたことは、誠に遺憾であり、極めて許しがたいことです。本市教育に対する市民の皆様の信頼を取り戻すべく、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります。

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停職12箇月は処分が甘い!砂糖に蜂蜜をかけて食べるぐらい甘い。

本来なら、痴漢行為または、婦女暴行だろう。

しかし、相談を受けた教員委員会は、聞き取り調査だけでなあなあで処分をしている。

本来なら、痴漢行為か暴行罪で警察に届けを出すように進めるべきである。

しかし、警察に届けを出していないのは、被害者に対して圧力をかけて届け出を出さないようにさせたか?

示談が成立されたかであるが、それでも警察には届けるべき事案である。

 

そんな状態だったので、北部学校教育事務所に電話で問い合わせた。

担当の「フジオカ」係長に尋ねた。

処分を決めたのは教育委員である。

 

「教育委員」(2019年12月現在)

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/iinkai/soshiki-info.html

 

教育長 鯉渕 信也
元健康福祉局長 

 

教育長職務代理委員 大場 茂美
元横浜市副市長、社会福祉法人役員

 

以下、委員

宮内 孝久(みやうち たかひさ)
神田外語大学学長 

 

中村 幸子
元横浜市立学校長、青山学院大学非常勤講師 

 

森 祐美子〈保護者委員〉
特定非営利活動法人理事長 

 

木村 昌彦
横浜国立大学教授

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教育長代理は不適切人材だろう。

なぜ、横浜市にとって都合の良い人材配備なのだろうか?

そして司法の専門家である弁護士がいないのが問題でもある。

 

男性4名 女性2名

この事案で言えば、厳しい意見を女性委員がいっても、教育長、教育長代理あたりが反対したら意見は通らないだろう。

女性の立場で言えば許される事案でなないし、警察に告発する事案である。

 

詳細な議事録を求めたのだがら、議事記録は取ってないとのこと。

非公開が理由。非公開でも議事録は残すべきではないのかの問いに、活発てきな意見が出ないからとの回答。

 

これって、委員の無責任発言にもつながるだろう。

委員なのだから発言にも責任を持つべきである。

ということで情報公開請求と思って調べたら、決定事項の記録しかないと。

処分を決めた経緯も内容も不明である。

まったく、いい加減な教育員会である。

 

さて、問題はまだある。

記者発表の詳細を聞こうとしたら、詳細は記者発表の内容以上は無いと言うことを「フジオカ」係長はいった。

横浜市職員行動基準

2 私たちは、市民から信頼されるよう誠実・公正に行動します。
(1) 一人ひとりが横浜市役所の顔であることを意識して、親切丁寧に応対します。
(2) 積極的に情報を開示するなど、行政の透明性を確保し、説明責任を果たします。
(3) 特定の人・組織の利害のためではなく、全体の奉仕者としての自覚をもって行動します。
と読み上げてから再度お聞きしますと三度繰り返したが、回答は記者発表以上のことはないと。

 

では上司に代わってくださいといったら、上司は他の対応中でということだった。

なんどかかけたが、居留守なのか対応してくれなかった。

あまりにも対応が杜撰なので、太田議員に指導して貰うようにいうが、よろしいかと尋ねたが、問題みたいである。

市議会議員に指導されても問題ないとその程度にしか、教育委員会の人間は思っているのだろう。

 

あまりにも、課長と連絡が取れないので、折り返し連絡をしてくれと職員「ヨシダ(仮名)」に伝えたのだが、折り返しの電話対応は出来ないと断れた。

この時にも、太田議員に相談して指導して貰うがいいのか? といったが、問題ないみたいである。

この件でも判るように、教育委員会関係者は市議会議員を軽視しているのだろうと思われる。

 

もう一つ問題点があるのだが、「フジオカ」係長の対応が職務倫理違反になる可能性がある。

横浜市職員服務規程である。

 

記者発表の情報以上は無いとの回答だった。

横浜市記者発表の掲載が14時である。

横浜市の記者発表は10時と14時の二回行われる。

 

ネットの報道を確認した限りでは12時の更新が一番早い記事である。

10時に記者発表がありそれで調べて記事及びTV報道にしたとして、2時間の作業時間もない。

でも報道によると「新吉田小学校の○○校長」と名前と学校名が上がっていた。

 

では、この情報をどこから入手したかになる。

記者発表資料では情報が記載されてない。

「フジオカ」係長の言葉が正しいのであれば、個人名、学校名は何処にも教えていないことになる。

 

職員(担当が係長)が漏らしたのであれば、守秘義務違反である。

教育委員から漏れたとしても同じである。

さて、該当情報を漏らしたのは誰かとなる。

 

情報を知ってるのは限られた人間。

北部学校教育事務所は情報を知っていた。

しかし、報道機関には教えるが、雇用主である市民及び横浜市民新聞記者の当方に情報を教えないのは、差別にあたる。

 

メジャー報道機関だけに教えたのであれば、守秘義務違反。

教えても問題がない情報だったとしたら、当方に対して虚偽回答になる。

横浜市職員行動基準に違反したことになる、倫理問題。

コンプライアンス問題になり、また差別問題にもなる。

この辺の経緯を、議員権限で横浜市教育委員会に説明させて貰いたい。

 

最後になるが、令和に入っての教育者の不祥事一覧。

詳細は掲載しないが監督者のコメントだけを記載。

北部事務所は不祥事が多い。

これって所長に問題があるのではと思いたくもなる。

聖職者ではなく、性職者がおおいよね。

 

令和元年6月26日
北部学校教育事務所長コメント
当該教諭の一連の行為は、教員としてあるまじき行為であり、このような不祥事が起こったことは誠に遺憾であり、極めて許しがたいことです。 本市教育に対する市民の皆様の信頼を取り戻すべく、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります。

令和元年6月27日
北部学校教育事務所長コメント
現在、本人とも連絡がとれておらず事実の確認中です。事実であるとすれば、教育委員会として教職員の不祥事防止に全市的に取り組んでいる中、極めて遺憾であり、今後事実関係を踏まえて、厳正に対応してまいります。

令和元年8月20日
南部学校教育事務所長コメント
現在、本人とも連絡がとれておらず事実の確認中です。事実であるとすれば、教育委員会として教職員の不祥事防止に全市的に取り組んでいる中、極めて遺憾であり、今後事実関係を踏まえて、厳正に対応してまいります。

令和元年9月19日
南部学校教育事務所長コメント
本市教職員がこのような不祥事を起こしたことについて深くお詫び申し上げます。教職員による不祥事は本市教育の信用を失墜する許されない行為であり、市民の皆様の信頼を取り戻すべく、再発防止に全力で取り組んでまいります。


令和元年11月11日
東部学校教育事務所所長コメント
現在、本人とも連絡がとれておらず事実の確認中です。事実であるとすれば、教育委員会として教職員の不祥事防止に全市的に取り組んでいる中、極めて遺憾であり、今後事実関係を踏まえて、厳正に対応してまいります。

令和元年12月19日
教職員人事部長コメント
教育委員会として、不祥事の防止に取り組んでいる中、このようなことが起きたことは、極めて遺憾であり、大変申し訳なく思います。 本市教育に対する市民の皆様の信頼を取り戻すべく、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります。

令和元年12月19日「免職(退職手当等全額不支給)」
北部学校教育事務所長コメント
該教諭の一連の行為は、教員としてあるまじき行為であり、このような不祥事が起こったことは誠に遺憾であり、極めて許しがたいことです。 本市教育に対する市民の皆様の信頼を取り戻すべく、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります。
 

 

 


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