ソニーの新型ズームレンズFE20-70mmF4G(SEL2070G)を購入してほぼ1ヶ月。
思うに20-70mmは標準ズームレンズの新たなスタンダードではないかと。
一方で、広角端も望遠端もちょびっと足りないと感じる場合も。
この写真は20mmでいっぱいいっぱい。
最低でも18mmはほしい
この写真も観覧車がギリギリ入りました。
最低でも16mmがほしい
できれば12mmが……というのが本音です
改装工事中のみなとみらいクイーンズスクエア。
これも20mmでギリギリ。
とは言ってもほとんどの場合、20mmもあれば広々感を表現できます。
画質は良好。
とても使いやすいレンズです。
20mm以下の超広角が必要な場合はFE12-24mmF4Gの出番。
このレンズ、広角端の12mmでは周辺減光が目立つのがマイナスポイント。
上の写真の地面が青みがかって見えるのも周辺減光が原因です。
超広角レンズでは光の入射角が広いため、屈折によって周辺光量が不足します。
このレンズの周辺減光は単に暗くなるのではなく青みがかるのが痛い。
α7R4ならカメラ側で周辺減光を自動補正できるのでは?と思われるかもしれません。
こちらはFE12-24mmF4Gの周辺減光。
焦点距離は12mm。周辺光量の自動補正はOFFです。
こちらは自動補正をONにした状態。
ほとんど気休めというレベル。
ちなみに20-70mmズームの20mm無補正ではこんな感じ。
12mmに比べるとかなり少ない。
補正ありではこんな感じです。
一部ピンク色になっていますが、被写体がPCディスプレイなのでモアレが出たみたいです。
12-24mmF4ズームの周辺減光は悩みの種ですが、目立つのは四隅が灰色の場合。
この写真では周辺減光はほとんど気になりません。
ちなみにインスタにはこのようにゆがみを補正してアップしました。
FE12-24mmF4Gより10万円以上高い12-24mmF2.8GMレンズなら周辺減光はもっと少ないはず。
でも価格が35万円もするし重量も847gあるので、あまりほしいとは思いません。
貸してくれる人がいたら借りたい
個人的に今気になっているのは最新のコンパクトなVLOGカメラで18-50mm相当のレンズを搭載したソニーのVLOGCAM ZV-1 II。
来月発売のニューモデルですが、手ぶれ補正が電子式なのが気になります。
電子式の手ぶれ補正は画素数を削ってしまうことになるので、レンズの広角端は実質20mm以上になるかもしれません。
最近のソニー製デジカメのニューモデルは「何か足りない」と感じることが多い気がします。
一番足りないのは私のお金ですが
おしまい
本日もご覧いただきありがとうございました。