こんにちは。横浜関内婚活結婚相談所リベラルアーツの伊櫻です。

 リベラルアーツは、結婚でのお相手選びの絶対的基準として、人間性と人柄、一言で言えば人格力なるものを提唱していますが、人格とは、そもそも何でしょうか。

 人格力の実体、本質については、リベラルアーツは独自に解析していますが、ここでは、人の品格という視点から、考えてみたいと想います。

 

 

 人は何時か、親からの経済的自立、精神的自立を求められますが、親離れ、子離れの問題は、子供を大人にしない症候群とも言うべきで、結局は親の責任でしょうか。子どもの親離れどころか、今や親が子離れ出来ない、子供を自立させない時代を迎えています。

 昨今の趨勢では、親との付き合いが、常態化し、結婚もしない、或い、出来ないため、自分の家族を持たない人が増えています。また、子供を持っても、大人になれない人は、離婚が待っており、シングルマザーが、120万人という現実もあります。

 人は、人類生き残りの歴史から、また、他の生き物と同様、働いて食糧を確保して、自分の子供を育てます。その意味からは、男性、女性を問わず、いくら稼いでいても、家族を持たないことは、飛行機で言えば、片翼飛行のようなものでしょう。

 晩婚化、非婚化の問題は、若者の親からの自立が遅れ、家族を持つ決断を先送りすることの結果でしかありませんが、これは、大人になりたくない症候群とでも、言うべきでしょう。

 何時までも、遊ぶことに忙しく、子供でいたいのであれば、人としての品格が問われるでしょう。結婚して子供が生まれても、飲む、打つ、買うの遊び癖が抜けず、離婚したバツイチ男も、少なくはないようです。

 

 恋愛、お見合いの如何を問わず、婚活を開始しても、経済的、そして精神的自立の問題が解決しているとは限りません。男性の側は、稼ぎが少ない程、結婚は難しくなりますし、女性の側も、稼ぎは男性の半分か、6割で良いとしても、男性と同様の問題が、存在しています。

 精神的自立の問題は、人としての品格と、概ねは同義でしょうか。そうした品格という問題に難点があれば、結婚は遠のきますし、仮に結婚できても、お相手も同様の人であれば、信頼関係などは構築できず、やはり離婚してしまう公算も、高いでしょうか。

 更に、経済的に自立しているかどうかは、その人の稼ぎに現れ、それから、精神的に自立しているかどうかは、理性と良心、知性と志の如何が、ものを言うでしょう。

 人の品格を支えるものは、人格力であり、人格力は知性と教養に裏打ちされています。人格力から滲み出る立ち振る舞いと言動こそが、人の品格というものでしょう。

 また、品格は人の器という側面もありますので、その人が有する包容力、つまりは、家族や周囲の人に対する、思い遣りと気遣いの如何も、如実に現れます。

 結婚相談所の成婚率は、10%前後と言われていますが、これはお相手にばかり、様々な条件を突き付けることの結果で、婚活現場での品格問題の現れでしょう。

 

 結婚のお相手探しでは、素敵なお相手を選ぼうとすれば、恋愛でも、また、お見合いでも、男性同士、女性同士での競争という、状況が存在します。そこでの戦いで、鍵を握るのは、まさに人としての品格であるはずです。

 結婚のお相手選びは、分かり易く言えば、男性と女性の双方が、累次の面接を行うという選考試験でしょうか。最初の出会いの違いが、恋愛とお見合い結婚とを分けますが、いずれの場合も交際を経て人格力、人の品格レベルが一致する男性、女性が結婚するに至ります。

 恋愛結婚では、4割の確率で離婚してしていますが、お互いの選考基準に誤りがあったとしか、言いようがありません。離婚の原因は、飲酒、暴力、借金、浮気、性的不一致など様々ですが、最終的には信頼関係の崩壊を招いています。

 結婚は勿論、当人同士の問題であるはずですが、結婚後は夫々のお家、家族や親族の品格問題も影を落とします。主には母親による、結婚生活に対する介入、俗にいう嫁姑問題や、男性側のマザコン問題も指摘されています。

 婚活に励む人の品格如何の問題は、最後はお相手と信頼関係を築いて、結婚生活で遭遇する不測の事態や、苦難を乗り越えていけるか、という面白くもない問題に帰着します(笑)・・・。

 

 

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