対会社間のアレ的な噂とかはさておいて…
GHCヘビーを防衛した丸藤を急襲したのは、お礼参りのご挨拶にきた鈴木軍。
イッテンヨンで売られた喧嘩は買うと言っていた通りの登場となったわけです。
新日でコジが襲われた時を少しだけ思い出しました(笑)。
こちらの記事によれば鈴木軍フルメンバーで上がったリングに、NOAH勢が誰も向かってこなかったそうですが…
まぁ、その件はそれとして。鈴木みのるが釣り好きというのは有名な話です。釣り師はただ黙って魚がかかるのを待っているわけではなく、攻めていると思うのです。
待っていて釣れるならば誰でも釣れるはずです。しかし、釣りはそんなに簡単ではありません。釣り場を変えたり、餌を変えたり、タナを変えたり、色々攻めて一番おいしいポイントを見つけるのではないかと。
この釣りの感覚が、鈴木みのるのプロレス勘に通じているのではないかと勝手に想像しております。
攻めて攻めておいしそうなリングを見つける。釣りたい魚にターゲットを絞る。今回のNOAH占拠も何だかそんな空気を感じました。
勿論新日だっておいしいリングです。そこはそこでやれることもあります。ただ、あまりに大所帯の新日。しかもバレットクラブという、昔ながらの外国人中心ヒール軍団がいるリングは、少しだけピントがぼけてくるんですね。本来ヒールユニットであるはずのCHAOSや鈴木軍の立ち位置が。
その意味でも今のNOAHに触手を伸ばすのは、絶好の機会なのかなと。まさに緑のマットを侵食する寄生獣そのものです。
NOAHはジュニアもなかなか苦労しています。ここにTAKA、タイチ、デスペラードが加わるとなかなかなカオスではないかと。
矢野・飯塚がNOAHを荒らし回った時も、NOAHファンのお客さんはかなりのアレルギーを感じたと思いますが、今度はそれ以上のアレルギーを発症することになると思います。単なる傍若無人に強さとパワーの圧力が加わりますからね。
方舟が泥舟として沈むか、宝船になれるか。2015年のNOAHは大きな分岐点になりそうです。
「ノアのリングは最強です」なのか「鈴木軍イチバーン!」なのか。2014年までのNOAHとはひと味も二味も違うリングに変わることでしょう(^^)
一つだけ残る問題。高山善廣はNO MARCYのままなのか、それとも鈴木軍なのか?どうなるんだろ???