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モーニングセミナー

たいへん久しぶりのブログ復活です。

今年始めにHPが壊れてから・・復活にエネルギーを費やし・・その後震災対策等々で・・イエイエ震災のせいなどにしてはいけませんが、やっぱりあの頃より仕事が滞って・・ただ以前のように自分が壊れてしまわないようには、それなりに休みは取っていましたが・・・・・でるのは言い訳ばかりです。

しかし、今もブログなどを書いていることがばれると、早くこちらの仕事をしろ! っと叱られる方々がたくさん居るのも事実です。 「最近ブログが書かれていませんね?」と時々言われるのも、期待されているのかと思うと、ちょっと辛かったですね。

それでも写真だけは、時々取り貯めていました。ただ多くは季節外れや、話題遅れになってしまっています。

それでも、後からでも紹介しようかと思いたい写真もあるのですが、今回はまだ現在進行中の話題です。


今年度から当院では若い医師達を主な対象として、火曜・金曜の早朝にモーニングセミナーを開催しています。

各診療科から交替で講師をだして、それぞれの診療科での代表的な救急疾患の対応方法を解説していただいています。研修医は必修ということになっています。早朝といっても7:30~8:15までですが、朝食がサービスされます。院長の一言で始まりました。


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若い医師が対象ですが、誰が出席してもかまわず、院長と教育担当の副院長は毎回必ず出席されています。

私も時間の許す限り出席していますが、各科の先生方はなかなか熱心に準備されていて、毎回とても役に立ついい話を聞かせてもらってます。 こういうセミナーでは教科書に書かれていない実践的な本音の部分が聞けるのが有り難いところです。 医学も各分野でどんどん新しい知見が出てきますので、自分自身では各分野の最近の情報を取り入れるのは、ほとんど不可能ですが、セミナーでは朝食がサービスされて、しかも他科の新しい知識を得ることもできます。

中堅の先生方にも是非ともお勧めのセミナーですが、毎回朝食が余っています・・・もったいない話です。


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さあ、明日朝もセミナーがあります。今夜はこのへんにしておきます。


救急医学会指導医指定施設

救命センターのHPに記載しているように年が明けてから委託会社のハードディスクのクラッシュにより今までせっせと書き加えてきたHPの記事が全て消失してしまいました。(アメブロを利用しているこのブログだけは無傷でした)

なにぶんHPのフレームさえも復活できない状態ですので手元に残っているデータで再構築するのにも中々ままならない状態が続いています。

年が明けて、2月には学会が3っ、新年度の学会の抄録提出期限、救急関係の講習会・・等々、それでなくても忙しくなる時に、HPの再構築は頭の痛い作業です。 ・・・実際、原稿の校正など貯まっている仕事もあるのに、こんなブログなど書く暇はないだろうと、お叱りを受けそうですが・・・

そんな中でも、明るい話題が! これは12月9日にHPのニュース欄に載せた話題です。HPでは消えてしまったのでブログの中で復活させます。

今年、1月1日より日本救急医学会指導医指定施設に認定されました。


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ここで、救急医学会の認定施設について少し説明します。 

救急科専門医指定施設は救急科専門医を育成する施設として認定されます。 その中で指導医は専門医を育てるための指導的人材とされています。 指導医指定施設は、その指導医を育成するための施設として位置づけられます。 昨年の1月の時点で専門医指定施設は全国で442施設、指導医指定施設は82施設ありました。 

当センターはこれまですでに専門医指定施設でしたが、今年からは指導医指定施設としても認定されました。 

当センターの認定番号は98号ですので今年新たに認定された施設を含めても全国的におそらく100前後の数しかないはずです。しかもそのほとんどが大学病院で、これで当センターは大学病院にも匹敵する施設として認定されたと言っても過言ではないでしょう。 

この結果当センターで研修すれば指導医認定申請の資格を得られることになります。

救命救急センターの責任者は指導医であることが望ましいともされていますので、当院で研修する若い先生方のモチベーションが益々高まることを期待したいと思います。

明けの明星



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10月以降は、学会に、APECの準備に、その他なにやらと忙しく・・・また12/5の横浜マラソンのためにも夜更かしや、それに伴う寝酒も止めていたことでブログから長い間ご無沙汰となっていました。


この写真は翌日のマラソンが午前中スタートであったため身体をならすつもりで早朝に起き、東の空を眺めた時、とび抜けて明るい星に気付きあわててデジカメに撮ったものです。(写真をクリックすると拡大されてよく分かるようになります)


下方に見える月と比べるとわかりますが空が白みかけているのに、まるで水銀灯が空に張り付いているかのように感じたものでした。調べてみると「明けの明星」で有名な金星でした。


奇しくもこの頃、金星探査機「あかつき」が金星にいよいよ近付いているとの報道が盛り上がってきた頃でした。

その後、残念ながら「あかつき」は金星の周りを回る軌道に投入することに失敗したとの報告がありましたが、金星は今でも晴れた日の夜明け前には東の空に輝いて見えます。


ブログを休んでいた間にも、しばらく撮り貯めた写真と、それに伴う、盛り上がった話題や、残念な出来事がいくつかあります。これからまたそれらを書き綴っていこうかと思っています。