横濱味紀行 Fishon-net のタツヤです
事の始まりは、と問われれば
日々の学援隊で子ども達の見守り活動をしていた際に
うちの愛息よりも年若の女の子（教員）たちが
脚立と枝切はさみを持って
何かをしようとしていた。。。
モテるという経験の極少なタツヤからすると
女の子には目がない。。。
となれば、
「なにすんの？？？」と声をかけることなど必定。。。
すると
「蚕の餌の桑の葉をとりたいのですが、
簡単にとれる場所の葉っぱは、
ほぼとりつくしてしまったので、フェンスの上の葉っぱを
とりたいのですが・・・。」との回答を得て
現場に行ってみると。。。
こんな感じ
とても手が届かないので
枝切はさみ＆脚立で挑戦するという。。。
年端も行かない女の子たちにやらせる作業ではないと
漢一匹ガキ大将のタツヤが、
「そんなことなら、私がやりましょう」と
履いていた下駄を脱ぎ捨て
木に登り、魚屋の商売道具として持ち歩いている
肥後守をドラえもんのポケットではなく
ウエストポーチから取り出し
枝を切っては、下に投げ
切っては投げ、千切っては投げ、を繰り返すこと暫し
「このくらいで十分です」と下知を受けるまで
ロボット然と働いた。。。
この作業を終えたのは良いが
お蚕さんの授業があるうちは、
この作業を続けなければならないらしい。
今回はたまたま、私が居たから良いようなものの
居ない時は、あの女の子たちが
また同じような苦労をするのかと思うと
助平なタツヤは黙っていられない。。。
そばに居た男の子（教員）に
「男だったら、骨の二～三本折れる覚悟で
今私がやった様に木に登って、やってやれっ！！」と
恫喝すると、
「タツヤさんだから出来る技であって、素人には無理ですよ」と
靑っ白い回答を得る。。。
もう少し「漢だったらっ！！」と続けたいところではあったが
最近では、こういった発言もジェンダー的に
不適切にもほどがある・・・になってしまうらしいので
グッと我慢。。。
はてさて、どうしたもんかなぁ・・・と
魚屋は知恵を絞るが、大した知恵は出て来ない
こんな時は植木屋に相談しよう、そうしようっ！！と
近隣の植木屋の妖怪すね毛ジジイに電話を入れて
「どこかで、手ごろな桑の木の小さいのって
手に入りませんかねぇ～？」と打診してみる。。。
すると即座に
「どこにでもあるよ、岸根公園にもあるじゃんっ！！」と
即答で、いとも簡単に窃盗を示唆する発言を得た。。。
「公園のを掘ってきちゃったら、片倉のビッグモーターの
所業になっちゃうからダメに決まっているでしょっ！！」と
諫めると、
「川っ辺りにもいっぱいあるんだけどなぁ・・・。」と
まだ諦めないジジイ。。。
それでは、今ある桑の木を挿し木にして
運良く根が出たら、それを中庭などの
葉っぱを採集しやすい場所に移植して
今後の授業に活かせるようにしようと
長期的視野にて、やってみようと思いついた。。。
思いついたら、その旨を
妖怪すね毛ジジイに相談すると
「俺も手伝ってやるから、穴の開いた発泡スチロールを
用意しとけっ！！」との具体的なご指示を受けた。
発泡スチロールなら、魚屋の庭である市場に
まさに捨てるほど有る。。。
この計画も、勝手にやることは出来ないので
すぐに学校側に打診してみると
「良いも悪いも、是非ともやっていただけるなら
そんなにありがたいことはないっ！！」との快諾を
受けたので、直近で作業をやることにした。
どうせだから、
それ以外にやってもらいたいことってありますか？
と聞いてみると
先ほどの桑の木が
「フェンスから飛び出しているので
そこの剪定が可能ならして欲しい」との事。
どうやら、今までは駐車場だったところが戸建て住宅に
なったので、
そろそろ切らねばならないという話にもなっていたらしい。。。
この件も、妖怪すね毛ジジイに相談し
「了解っ！！やっちまうべぇ～っ！！」と相成った。。。
ことの始めは、タツヤの助平心から始まった第一次接近遭遇が
だいぶ大ごとになってきた
お蚕さんの授業を長期にわたってフォローアップしよう作戦に
なり開戦の銅鑼が鳴ったっ！！
桑の木大作戦の続報は
明日以降にアップの予定ですっ！！
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