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鼻の穴が見えてしまう
正面から見て鼻の穴が大きく目立ってしまう場合、ご状態として3つのケースがあります。
①アップノーズ
いわゆる上向きの鼻で、鼻の先端部の長さが短いショートノーズ（短鼻）の状態です。
これを改善するためには、鼻先を前下方に伸展させる「鼻中隔延長術」が適応になります。
「鼻中隔延長術」⇒
http://www.yokohama-abe.com/treatment/nose/bicyukaku.php
②小鼻が大きい
鼻の穴そのものが大きい状態ですが、この場合には「鼻翼（小鼻）縮小術」が効果的です。
「鼻翼縮小術」⇒
http://www.yokohama-abe.com/treatment/nose/biyoku.php
③鼻孔縁（びこうえん）が切れ上がっている
鼻の穴の縁が短く、上方に切れ上がっているご状態です。この場合は鼻孔縁の組織が不足しているので、耳から組織を持ってきて継ぎ足しをいたします。このような形状に対して「鼻中隔延長術」や「鼻翼縮小術」を施行してしまうと、状態が改善できないばかりでなく、かえって不自然な鼻になってしまいます。効果的な手術は「鼻孔縁下降（延長）術」といって、切れ上がっている鼻孔縁に耳介からの皮膚・軟骨を複合移植（composite graft）いたします。
「鼻孔縁下降術」⇒
http://www.yokohama-abe.com/treatment/nose/bikou.php
手術時間は1時間程度で、鼻の手術の中では腫れが少ない手術です。耳の組織は耳介の内面から採取しますので、キズも目立たず、耳が変形することもありません。
モニターさんは、40代の女性です。
（術前）
正面から見ると鼻の穴が大きくて目立ってしまうご状態です。斜めから見ると分かりますが、鼻先が上を向いているアップノーズ（短鼻）ではありませんし、小鼻も大きいわけではありません。
鼻孔縁の皮膚が不足して、鼻の穴の輪郭が上方に切れ上がっているご状態ですので、「鼻孔縁下降術」が良い適応になります。
（手術1週間後）
手術から1週間経過したので抜糸をいたしました。キズは鼻の穴の中になりますので、外側からキズ跡は見えません。若干の腫れとキズ周辺の赤味がありますが、あと1週間程度で落ち着いてくるでしょう。
「鼻を高くしたい」
「細い鼻になりたい」
「ダンゴ鼻がいや」
....などなど....
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