私は大学を出てから2つ学校を出ているのですが、そのうちの一つが国立にある

エコール辻東京🏫


というお料理の学校です😊


本校は大阪にあり、関西では

辻調

と呼ばれています✨



辻調理師専門学校は調理師の資格を取る為の学校ですが、座学が多いのが難点。


そこで、実習中心の

エコール

というシリーズ?!を展開していて、東京にはエコールしかありません。




調理師の免許は2年飲食業界で働けば受験資格が得られるし、そもそも私は資格は不必要だったので丁度良かったのですウインク




元々お料理が好きでしたが色んな事情が重なりとあるお料理教室に通ったのがきっかけで、

もっと本格的に学びたい‼️

と思う様になりました😌





ちなみにその時習っていたのはフレンチで、コルドンブルーに通うつもりでしたが、メニューを見ると

ジビエがたっぷり🐥

でした。。。





実は私は鶏肉があまり得意では無く、フレンチは鶏だけではなく鶉や鴨、キジなど鳥類を沢山扱う上、当時、それを6人分毎回持って帰ると聞いたので


コレはちょっとどうだろう。。??


と思うようになりました💦





そんな時、エコール辻東京の学校説明会に参加して、たまたま出会った日本料理の先生に
  

フレンチは足し算だけど和食は引き算。

足す事は後でどんどん出来るから先ずは和食をやってみたら?




と声を掛けられ、辻の日本料理専門科に入学する事に決めました✨



これは、あとから、本当に良い決断だったと思います。



ちなみにエコール辻東京はフレンチ&イタリアコースとお菓子&パンのコースもあります🍽



辻の日本料理学科は主に3つの授業構成で成り立っていました



①料理講習授業

これは先生が前でお料理を作ったり、有名な料亭や料理屋さんを招いて授業をしていただきます✨

2.3学期には他科の先生達が授業して下さった事も♡




②料理実習授業


そして我々が実習で作る授業。


でも、これも、いきなりレシピを渡されて、

はい、作って!!


と言うわけではありません🙅‍♀️


事前に先生が授業をしてくださり
実習ノートを各自まとめて提出
いざ、実習本番!

と言う流れでした✨

実習中もサブの先生がついてくださるので、分からない事は直ぐに聞けるのも良かったです。


やっぱり見るのとやるのは大違い!!




③座学の授業&特別講習

そして座学の授業。

これは主に、栄養学や衛生学の内容を叩き込まれました。

食中毒なんて出したら大問題!!

時には実験を入れたり、先生達も生徒(若者達)を飽きさせないよう、工夫をしてくださり面白い授業ばかりでした。


そして、外部の講習も楽しい時間でした✨


日本料理の場合、

華道
書道
茶道
煎茶道

の一流の先生達が来て下さり、授業をしてくださいました。


私はこの中で書道が一番好きで、学校を卒業してからもこの時お世話になった先生に未だに習っています♡



エコール辻東京では、

材料も料理屋さんと同じものを使い、
先生達も一流のお店で修行されてきた方ばかりで


毎日解析のフルコースを食べている


みたいな夢の様な日々でした✨



また、先生達も料理のプロであると同様、

教えるプロ


でもあるので、そこら辺の料理屋さんが主婦向けにするお料理教室とは全く違いました。


これは卒業してから気づいた事なのですが、あるマダムに誘われて行った六本木の日本料理の超有名店の料理教室に参加したものの

教え方がイマイチ

というのが正直な感想でした。。


皆さんの殆ど(私も!)が食べるのが目的でついでに作るのも見たい!という方が多いので、ああいうやり方もアリだと思いますが、ガチでお料理を学びたい人には向いていないと思いました。



そんな辻での思い出は沢山あり過ぎて書ききれないのでまた少しずつ書いていきたいと思います。



そんな中、入学して一番最初の料理講習で、一番印象深かった授業。




春の前菜盛り合わせ




あいなめのお吸い物

春のお魚、あいなめとこごみも入っています♡



先生が目の前でお料理を作っていくのは圧巻でした♡



今は少し私がいた頃とシステムが変わっているみたいですが、一流の先生達が一流のお料理を教えてくださっているには変わりありません。



辻は卒業生が多く、銀座や神楽坂の料亭には必ず1人は辻出身の人がいます。

これも卒業してから気付いたことですが

ネットワーク力が半端ない!!!

です。



私も料理教室を再開させたら、卒業生として恥ずかしくないものを提案したいと思っています☺️