ポーセラーツの旧インストラクターコースでは、上絵の具の色見本を作った後にスポンジ課題があります。




ここでは

・絵具の練り具合
・マスキングテープ、マスキングシートの使い方
・スクラッチのやり方

を習います。



ヴォーグの課題は同じ様な内容を2回連続して課題に組み込まれていて1回だけだと忘れてしまうタイプの私は(2回でも怪しいけど💦)よく出来たカリキュラムだなぁ、と思います✨


旧カリキュラムでは、課題の趣旨さえクリアしていればデザインは自由。


このデザインを自分で考える、というのは楽しかったし何より作品作りの土台となる部分でもあると思うので個人的には凄く良かったと思っています。


新カリキュラムの全て画一化したカリキュラムも、
誰が教えても同じクオリティ

という長所の反面、

自分でデザインを考える

という一番大事な部分が欠けてしまっているのは何とも残念だな、というのが個人的な感想でもあります。。




話は少し逸れてしまいましたが、スポンジング課題の定番?

私はオードリーをモチーフに選びました✨



これは
①モチーフの絵を選択
②ステンシルシートに絵を写して
③アートナイフでカット
④黒の絵具をスポンジングをして
⑤スクラッチと必要な所は筆で加筆

という感じで作りました。



顔の部分はステンシルシートでうまく出来ず、結局全て筆で描きました。



鼻や口の角度など難しく。。



人物の顔って本当に難しいですね😢




因みに絵は、皆さんの描かれるオードリーとは少し違う絵を選択。


理由は・・・


顔を描くのが難しいからガーン


コレだとサングラスで誤魔化せるのと、仮にオードリーに似てなくても、

何処かの美人さん

で通そうと思っています😅



水溶性のメディウムを使用すれば、スポンジは洗って何度か使えます。

が、

私はこのヴォーグのスポンジとスポンジ挟みを使ったやり方があまり好きではありませんでした。


個人的にはスポンジは使い捨てで尚且つ自分で作った方が硬さも調整できて良いと思っています。



スポンジの作り方についてまた別の記事にしたいと思います✨


出来上がったオードリーはシルバーの額に入れて飾っています♡




 
そして、もう一つの課題の耳付き長角トレー。


これは敢えてやりかけの写真を撮りましたが、これもオードリーと同じ様に
ステンシルシートをカット
スポンジング
という流れで作っていきます。


NYのFishes eddyというお店のマンハッタンシリーズが好きで、それの日本バージョンにしてみました🇯🇵


リムの部分はマスキングシートで何か作らないといけなく、「和」を意識した扇子に。


イメージはマンダリンオリエンタルのロゴだったのですが細かくて諦めました💦



因みにこっちの課題はスクラッチ部分が細かいので
艶消し黒
という絵具を使っています✨



文字通り、艶のない黒なのですが(ちなみにオードリーは艶ありの黒)、ガラス質の多い艶っとした黒は細かいスクラッチをした後焼成すると、綺麗にスクラッチ後が出づらいそうです。



なので、

細かいスクラッチをするならガラス質の少ない絵具

を使った方が無難なようです😊



最後に周りに大理石模様を描き、プラチナで角を整えました✨

出来上がり❤️


このお皿はアメリカでお教室をした際に、道具入れにしたいな、と思っていますニコニコ