
北海道の711系が2014年度末に引退、北陸新幹線延伸も2014年に開業し、これまで北陸本線で活躍してきた475系などが引退しそうな感じで、2014年はJRの国鉄型に一大転換期が訪れそうな感じだが、韓国の103系ことソウルメトロ1000系抵抗車も韓国の法令でいけば2014年に引退しそうな感じだ。
初期に日本から輸入した車両は既に廃車になったが、その後増結などで増備されたされた韓国製の車両が現存し、これらは1989年の製造である。
韓国では電車は製造されてから25年で廃車にしなくてはならない決まり(但し、最近では少し例外もあるが)があるそうで、このメトロ1000系抵抗車もこのルールでいけば2014年頃、廃車ということになる。なので、余命はあまり長くない訳だ。


クリームに赤の塗装が非常にセンスがいいですね。さらに日本的な田の字窓といい、何処となく親しみを感じる。海外の鉄道車両の中で一番好きかも。
写真は京元線の議政府駅で撮影。この電車の揚州行きや西東灘(ソドンタンと読む)行きに乗ってみたい。特にメトロ車の揚州行きは最近出来たばかりで、レアだと思うので記録してみたいもの。「間もなく終点、揚州 揚州駅です。」という日本語の放送、この1000系抵抗車で収録したら面白そう。

車内。不燃化改造のため、ステンレス座席に交換されている。これで、議政府や仁川に行ったことあるが、何故か苦にならなかった。
因みに103系サウンドは、KORAILに93年か94年頃に製造された1000系後抵抗車があるため、韓国ではしばらく聴けそうだが、ソウルメトロ車のセンスのいい塗装と田の字窓、さらに字幕式の方向幕は見納めとなりそうなので、記録するなら今の内だろう。