線路が繋がっている限り | 横フナ電車区管理人のブログ

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自分の鉄活動日記を公開。動画(主に抵抗制御の電車関連)も公開中。
鉄道以外にも自分の好きなことを書いたりしています。

 雨が降る3月のある日、被災地への子供達へ元気を届けようと、ある列車が我々の前を通過していった。それは、アンパンマントロッコ列車。南国の四国から、厳しい寒さが続くみちのくへと旅立ちだ。
 
 アンパンマントロッコ列車はアンパンマンのラッピングがされたキクハ32というトロッコ車両と動力車・控え車としての役割を持つキハ185系特急形気動車。その内、キハ185は元々四国に配属され、現在では九州でも活躍しているが、いずれも温暖な地域での運用である。
 キハ185にとっては、初めての北国での営業運転。機関車牽引となるため、自走はしないものの、東北地方にとっては、久々の特急形気動車となる。 

 今回の運転は、JR会社間での共同事業という点が最も注目したい所。さらに久々にJR他社のイベント車両が走る点でも注目したい所だ。
 分割民営化されても、線路は繋がっている。線路が繋がっている限り、今回のようにJR会社間の事業を増やして頂きたいもの。鉄道、ましてやJRグループは国民の為の鉄道と言っても過言ではないはず。この機会にJRグループ全体で、鉄道車両という資産を使ってPRし、日本全体の鉄道や観光をさらに盛り上げてもらいたいものだ。




 動画は、冷たい雨の中、大船駅を通過するアンパンマントロッコの甲種輸送列車。キャラクターの絵が描かれている箇所は、何かで隠されている。「顔が濡れて力が出ないよ~」とならないように?(嘘)

 取り敢えず、何事も無く、故郷に帰ってきてほしいものだ。