ひとり日和

青山 七恵



2007年発行


20歳になった知寿は母親の知り合いを頼って、東京で一人暮らしを始める

大学進学ではなく、就職先も決めずに

その下宿先家主はおばあさんが一人で暮らしている


自由奔放に人生きているように見えたが、知寿は人との接し方に自分自身で制限をつけている気がする

付き合っている男の子となんとなく気まずくなれば

本当は知寿はまだ好きなのに…

知寿の方から少し距離を置いてみたり

ああ…この感じ、なんかわかる


人は姿形も変わるし、気持ちも変わる

自分自身で知らないうちに時間と共に変わる場合もある

ただ、良い変わり方になるにはは本人の強い意志と、努力が必要だ

何かを犠牲にしなければいけない場合もある


知寿はまだ若い

どんな未来が待ってるか楽しみだ


下宿先のおばあさんと仲良く暮らし始めるが

暫くして知寿はその下宿を出て少しずつ変わっていく


どんな未来が待ってるか

これからの知寿の生き方も気になるところで、物語は終わる