透明な螺旋
東野 圭吾
2021.9 発行
私にとって久しぶりの作家、東野圭吾さん
速攻で読み始め、速攻で読み終え、速攻に疲れた
相変わらずおもしろく先が気になった
房総沖で男性の遺体が見つかった
遺体から銃弾が発見された
同居女性から数日前に行方不明の届けが出されいた
部屋を訪ねると女性も消えていた
警察は当然女性は重要参考人として行方を探る
その女性の母親は養護施設で育ち
シングルマザーで子育てをし、一年前に
亡くなっていた
容赦なく辛い状況を作り出す東野圭吾だが
身内が誰もいないと思っていた彼女に、ある日
年配の女性があらわれる
人間関係を詳しく書けない…
お互いに思いやる心、気遣い合う気持ち
そしてお馴染みの湯川学が登場して
事件はさらに複雑になっていく
湯川学の秘められた過去があったり
誰と誰が、どのような繋がりがあるのか
螺旋階段の様にくるくる廻る
