星を掬う
町田そのこ
私としては3冊目の町田そのこさんになります
前回の「52ヘルツのくじらたち」
辛いお話だったけれど、とても感動しました
今回も期待を持って読みました
正直期待し過ぎて…
今回も辛いお話が続きます
生みの母親に子供の頃捨てられ、父と祖母に育てられるが
若くして父が亡くなり、数年後祖母も亡くなる
その後成長して幸せな結婚ーーー
だと思ったら、旦那のDVが酷く離婚する
縁が切れても執拗に追いかけてくる元夫
なんておぞましい
もう怖い
あ、そう言う話ばかりではないのでご安心を
その後生みの母親が見つかりいっしょに住むが
母親は若年性認知になりかけていた
またまた暗い道筋
今回かなりドン底の辛いお話続きで、正直そこまでするかと思いました
子供の頃に母親に捨てられたと、言う場面が
私はよくわからない
自分が自分である為、ほんとうの自由を知った以上、自分自身が可愛いと、愛すべき子供と自身の人生を天秤にかけ、子供を捨てた
えっ
これはダメでしょう
母親に捨てられた子は、不幸な出来事を全て母のせいにする
誰かのせいにすることで逃れている
逃げられない状況にあっても、誰かのせいにする事で気持ちが少し軽くなると思いこむ
そしてまた不幸な事があると母が悪いと…
この状況だけではないので、主人公がどういうふうに立ち直っていくのか、知りたい方は是非読んで下さい