白光
朝井まかて
日本初のイコン画家(聖像画)
絵を学びたい一心で
明治の世にロシアへ
芸術と信仰の狭間でもがき
辿り着いた境地
実話 山下りんの生涯
明治の時代1人でロシアに渡り
修道院でイコン画を学ぶ
だが、そこで描くのはギリシャ画で暗い聖像画ばかり
りんが思い描いてた西洋画とはかけ離れていた
日露戦争、暗いロシアの歴史
明治時代ってなにかしら暗いイメージ
この本も途中で何度か暗くなる
正直読み終えるまで時間がかかった
イコン画(聖像画)は製作者の名前は入れない
りんが描いた作品はの東北地方の教会に数点あるそうだ
以前日曜美術館と言うTV番組で
誰が描いたかわからない、製作者の名前が無い
聖像画が取り上げられていた
もしかしたら山下りんさんかもしれない
作品に名前を表示しないのは、聖像画は人々の祈りに必要で、教会になくてはならない物
作品としてではなくて教会そのもの
誰が描いたか必要では無いそうだ
なんだかなぁ〜