春、戻る


瀬尾まいこ


2014年2月発行




結婚を控えた私(さくら)の前に現れた謎の青年。

正体不明、明らかに年下。

なのに「お兄ちゃん」!?


ここだけ読むとミステリー?と、思う


突然現れ、それも見るからに10コ以上も年下なのに

「お兄ちゃん」なんて、おかしいよねガーンあせる


お兄ちゃんはなんでも知ってる

さくらがもうすぐ結婚する事も

だけど、さくらは全くなにも「お兄ちゃん」の事は知らない


子供のように無邪気で誰にでも気軽に声をかけるお兄ちゃん


さくらはじめ、婚約者も不思議なお兄ちゃんを自然に受け入れる


ちょっとメルヘンぽく、常識では考えられないお兄ちゃんの存在


謎のお兄ちゃんの正体は最後にわかります



コミカルな会話は少なかったけれど、ほんわかした

さくら(主人公)と、婚約者


さくら36歳、お見合いで決めた結婚で、饅頭屋以外は相手の事はまだよく知らない


結婚式も新婚旅行もしない予定



結婚ってタイミング、縁、引き寄せられる力…?


何年もお付き合いしても上手くいかない場合もあるし

お見合い、結婚相談所での出会いも縁


何かを相手に求めて、期待ばかりだとお互いに疲れる


無理せず、いつもの自分が出せ、笑うツボが同じの人


何処かにきっといる。