平場の月


朝倉かすみ



元中学生

元同級生

元お互い好意を持っていた


50代

お互い別々に家庭家族に不幸にも縁が無く

お互い独り

偶然の再会


よくある過去と現代の交差

私は迷う…

最後悲しくて悲しくて悲しい場面を読み終えて

最初を読み返す


鈍い私の頭がひらめき電球やっと、やっと繋がった


平場

いつもと変わりない現実

いつもと変わりない毎日


偶然出会った昔気になってた同級生

お互いに事情があり独りである事を知る

元同級生知り合う時間はいらない



中学生みたいにお互い名字で呼び合ったまま 

そして悲しい決断をして

別れる…



50代

頼れる子供、家族が無くて

そして自分自身が治らない病になったら…

(私は50代を過ぎてるが…)

血の繋がりのある身内、連絡の取れる兄弟姉妹縁者に頼る

当たり前だけど、最後はやはり親戚縁者に頼る

その親戚縁者も皆、歳を重ねていく毎に少なくなる

私の子供時代を知っている人は

数える程で、寂しくなったなぁ…