長女は18歳の専門学生。
長男は中学2年生。
そして次女は小6。今まさに反抗期の真っ最中だ。
少し前までは、3人がそろってドライブを楽しんでいた。
車の中はいつも笑い声で満たされ、
長女が好きな曲を流し、次女が口ずさみ、
長男がふざけて笑わせる――
そんな時間が、私にとって一番の幸せだった。
けれど、最近は少し違う。
途中で次女が怒ってしまい、楽しい時間が一瞬で終わってしまう。
どうやら兄妹のあいだでも喧嘩が絶えないようだ。
反抗期という名の「成長の証」だと分かっていても、
見ているこちらの胸が痛む。
次女は言った。
「もう呼ばないで。絶対行かないから。」
その言葉が、心に深く突き刺さった。
でも、本当は分かっている。
その言葉の裏には、“本当は一緒にいたい”という気持ちが
少しだけ隠れていることを。
私はどうしても、あの頃に戻りたい。
体の調子も良く、笑い声が絶えなかったあの車内に。
長女の笑顔、長男の無邪気さ、
そして次女の明るい声を、もう一度聴きたい。
🌿今日の体調とローブレナの副作用
ローブレナを飲みながら、
今日も自分の体と心を少しずつ立て直している。
ただ今日は――
お腹の上の張りが少し強く、
ガスが溜まっているような不快感。
便秘気味の日が続き、
手術後の痛みがときどき響く。
足のむくみも少しあり、
まるで体全体が“重く包まれている”ような感覚だった。
この副作用は、もしかしたら周期的にやってくるものかもしれない。
それでも、こうして少しずつ体を慣らしながら、
また明日を迎える準備をしている。
みんなが降りたあとの後部座席を見つめた。
その静けさが、今日の自分の体調と重なって見えた。
ローブレナの副作用が体に残るように、
車の中にも、ほんのりと“寂しさの残り香”が漂っていた。
それでも――
この静けさの先に、また笑い声が戻る日を信じている。
反抗期も、病も、きっと時間が溶かしてくれる。
涙の夜を越えて、
もう一度、家族で笑い合える明日を迎えたい。

