フーテンの横チン -57ページ目

本日はスイーツ日和~その50・真っ黒プッチンプリン~


2015・9・9~愛媛・松山市~
 久々に興味をそそるスイーツを見つけた。カップに入った甘いものを食べたいなあ。プリンかな、それともゼリーかな。そんなことを考えながらコーナーを見ていたら、なにやら黒い物体が並んでいた。真っ黒プッチンプリンで、ビッグサイズとあった。黒いプリン?なんだそれ??それだけで引きつけられるのに、カカオが香るブラックココアも入っているというではないか。もう、これは買って食べてみるしかないね。
 さっそく、お皿の上で逆さまにして、久々にプッチン♪おお、確かに黒い。よく見てみると、トップの部分には、カラメルソースが乗っかっていた。まずはスプーンでひとすくいしてパクリ。うん、確かにココアの味が効いている。でも、ほかの味もするような…。もうひと口…。あっ、これはチョコの味だ。ふたをよく読むと、生チョコ仕立てとあるではないか。そうかあ、ココアとチョコがいい具合に合わさって、おいしさが倍増しているってわけか。期間限定の商品か。販売されているうちに、あと1回は食べたいな。

プレイバック・和佳音 28


2014・10・26~愛媛・松山市~
 急ぎ足で帰っていく和佳音の後ろ姿を見ていた。何かあるのかな…。そんなことを考えながら見送った。まあ、またあとで会えるんだから、いいか。ベンチに座っていたら、りっちゃんやまーちゃんたちが控室から出てきた。露店に昼食を買いに行くようだ。戻ってきたメンバーはカレーライスを持っていた。うわあ、めっちゃうまそう…。カレーには目がない。においにつられて、自分もカレーを購入した。ルーは甘めだったけど、日差しを浴びながら食べるごはんは格別だ。祭りの雰囲気を感じながら、速攻で平らげた。
 午後からはnanoCUNEのライブ。前日25日の大街道でのサイクリングイベントでも見ていたから、2日連続だった。4人はおなかが見える衣装。チラッチラッとおへそが見えるので、ある意味セクシーだった。みんな、足が長いから、余計にそう感じてしまう。昼間から、何を考えているんだ…。自分自身をたしなめながらも、めったに撮れないnanoCUNEのライブでシャッターを切っていた。AiCuneとはまた、ひと味違った曲調。いつか定期公演にでも入ってみようかな。そんなことを考えていた。
 ミニライブも終わり、同じカメラマンのHさんにJR松山駅近くまで送ってもらった。自転車に乗り替えて、サイン握手会のある石手川公園へ。会場に向かうと、開始予定時間よりも早く始まっていた。テントを設置しての、AiCuneとnanoCUNEの合同握手会。自分的には初めて見る光景だった。見渡してみると、やっぱり和佳音の姿はなかった。いつごろ来るのだろうか…。伊賀社長がいたので聞いてみると「もう少ししたら、来るんじゃないか?」と言っていた。そうですか…。まあ、しばらく待ってみるか。ほかのメンバーと楽しそうに話すファンを後ろのほうで眺めていた。

 そうこうしているうちに、握手会が終わってしまった…。えっ、もう終わり??そう思っていたら、ツーショット&複数ショット会をしてから、握手会を再開するという。ああ、よかった…。和佳音と話せないまま終わるのなんてイヤだからね。木陰に2人で立ったり、ベンチに座ったり。いろんなポーズで写真を撮っているみんなを見ながら、和佳音を待っていた。定期公演の会場では何度かツーショットを撮ってもらっているけど、こういう野外ではめったに撮れないから、和佳音といっしょに撮りたいな…。そう思っていたが、待ち人は来ない。そして、写真撮影会が終わってしまった…。
 再び、サイン握手会が始まったが、和佳音はまだいない。せっかくなので、nanoCUNEのこころのとことに並んでみた。もう陽も落ちてきて、周りは徐々に暗くなってきたが、いっこうに現れる気配なし。もしかして、もう来ないのかな…。そう思っていた午後5時半前、遠くの細い道から歩いてくる和佳音が見えた。福角会祭りの会場で見た私服のままだった。やっと来た…。彼女はいつもとは違う席に座った。なんと、1人だけ私服での握手会となった。おお、ラッキー。私服姿の写真なんて、めったに撮れないからだ。大きな襟のついた、女の子らしい衣装。和佳音にピッタリだと思った。こういう落ち着きのある服が好きなのかな。順番が回ってくると「ヤッホー、横チン!」と、いつも通りのあいさつをしてくれた。
 待ち疲れたよ…。もう、来ないのかと思った。そう言うと「ごめん。遅くなっちゃった」。笑う彼女を見ていたら、どうでもよくなった。ところで、何をしていたの?「ちょっと模試を受けていたの」。えっ、模試?ライブの後に??疲れているのに大丈夫だったの???「まあ、なんとかできたかな」。正直、驚いた。和佳音が進学校に通っていることは知っていたけど、こんな時にも試験を受けるとは思わなかった。自分だったら、頭の切り替えが難しいし、こういうことはできないだろうな…。でも、よく見たら、少し疲れた顔をしているかな…。「おつかれさん」。そう言うと「ありがとう。またね」と手を振って別れた。頑張り屋さんなんだな。新たな和佳音の一面を見た日だった。

リリイベ最終日&お披露目2周年


2015・9・7~愛媛・松山市~
 メンバーにとっては、節目の1日となった。AiCuneのファーストシングル「渚のシンパシー」のリリースイベントがTSUTAYA三津店であった。8月中旬から始まった累計11会場目、12回目を数えるインストアミニライブも、この日で最終日。毎日のように続いたハードスケジュールで疲れているはずなのに、みんなの表情がやけに明るく見えた。それもそうだ。この日はメンバーがファンにお披露目されて2周年だったからだった。

 MC中に、その事実が明かされ、ファンからの拍手を受けた。自分がAiCuneを知ったのは昨年7月の大街道での盆踊りだから、あんまり実感がないんだけど、彼女たちにとっては大切な記念日なんだよね。リーダーとしてメンバーを引っ張ってきたひとみんにとっては、どちらかといえば、あっという間というよりは、ようやく迎えた2周年という感じかもしれない。

 サブリーダーのりっちゃんにとっても、いろんな思いがつまった2年間だろうなあ。ライブ中はとびっきりの笑顔で楽しませてくれる子。握手会で話していても、ブログを読んでいても、まじめな性格だということを感じられる。だからこそ、あの笑顔なんだろうなあ。ひとみんたちメンバーにとっては、頼りになる存在のはずだ。

 見た目はおっとりした性格のまーちゃんだけど、根っからの負けず嫌い。スタートはバックダンサーだったが、昨年10月からあすみとともにマイクを持って踊るようになった。和佳音の卒業後は彼女の立ち位置に入り、美声を聴かせてくれている。「みんなに負けたくない」という思いは、ファインダー越しにも強烈に伝わってくる。落ち葉のような髪止めも個性の表れかな?

 キリッとした表情がカッコいい、きらちゃんだけど、いつも以上に楽しそうに見えた。チャームポイントの八重歯をむき出しにしながら笑っているシーンが多かったような気がする。体いっぱいを使った激しいダンスはメンバーのなかでピカイチ。メンバーで1番のしっかり者の表情には、2周年を迎えたうれしさが見え隠れしていた。

 きらちゃんの妹でもある、あっちゃん。メンバー唯一の中学生で最年少だが、持ち前の明るい性格はAiCuneには欠かせないムードメーカー的存在だ。初めて見たころに比べて、身長はかなり伸びている。りっちゃんと並んだら、どっちが年上なのか分からなくなることがたまにあるくらい。もっと、もっと、大きくなってほしいと期待する1人だ。

 今年5月末にアイドルデビューした有美香。ほかの5人と比較すれば、経験も実績も少ないけれど、その差を埋めようとする懸命な姿はステージを見ていれば十分に伝わってくる。最初は硬かった表情も、いまではすっかり柔らかくなったし、レンズを向ければ、とびっきりの笑顔を見せてくれる。アイドルを思いっ切り楽しんでいるんだろうなあ。

 仕事でも、勉強でもそうだが「好き」という思いがなければ、長くは続かない。「好きこそ物の上手なれ」ということわざもある。99のつらいこと、苦しいことがあっても、1の喜びがあれば、すべてを埋めて、笑顔に変えてくれる。デビューしてから約2年の間に、メンバーの卒業があり、新たな仲間の加入もあった。そのなかで、彼女たちは確かに強くなったはずだ。そんな経験をこんなに若い時期に経験できて、うらやましく思った。この日が3年目への第1歩。1年後には、どんなAiCuneを見せてくれているのか、楽しみになってきた。