旦那ちゃんが語りだした
昔チラッと聞いたことあったけど
詳しくは知らなかった
私達が小さい頃 昭和40年代は
今とはだいぶ違う
旦那ちゃんの実家は 結構な田舎で山や川に囲まれ 今でも近くのバス停にバスが来るのは1日一回という所。
そんな自然にかこまれたなかですくすく育った旦那ちゃん
ある日お父さんが仕事の関係の人から頼まれて猫を飼うことになった
血統書つきのシャム猫?だったらしいが 田舎で放し飼いにしてたら
そりゃ度々妊娠
今みたいに去勢とかは一般的ではなかった
その度 おじいちゃんが 産まれたばかりの目も開かない子猫を
布に包んで川に流してたのを 幼い旦那ちゃんはかわいそうだからと思い
1,2匹だけ抜いて 竹薮に置いてきたんだとか。
当時は 自分は良いことをしたって思ったんだけど
大人になったら とても残酷なことをしたんだって気がついたって。
生まれたばかりの子猫なんて親から離されたらまず生きていけないし
おそらくいたちや烏の餌になっただろうとわかったって。
時間が経ってわかることって いっぱいあるんだろうな。
今は猫も避妊手術が一般的になったけどまだまだ殺処分はなくなってなくて
私はペットショップというものがなくなれば良いって
ずっと思ってる。