遠方に住む両親 19 | ひよこぶたのブログ

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早いもので夏の騒動から季節は冬に移り変わった。

見守り携帯みたいなのを10月に両親に送ったが
なかなかつかいこなせず つながったりつながなかったり。

そんなこないだ 母から電話。
冬服が足りないから古着でいいから送ってくれと。

施設に入所するときに冬物も準備したが、バタバタだったため充分ではなかったんだろう。でも心配なのは溜め込み癖のある両親。
口煩いようだけど「着ないものはお願いだから捨ててよ。」

狭い部屋に友人達が持って来てくれたものに溢れた現状みてア然とした10月。

「冬物のコートもないのよ」
「コート着てくとこないでしょ?」
「まあ、そうだね」

姉が言うにはたまの通院のときちゃんとした服着ていきたいんじゃないかと。
そっかぁ

沖縄なんて実際コート着るほど寒くならないし
しかも母車椅子だから ならニットとかのひざかけやショールがいいんじゃないかといったらそれはいやだと。

思えば 私と違い 美への思いが強かった両親。



しかし二人分今買って贈るにちょっと我が家もピンチ
姉が預かってる両親の僅かな貯金から買って送ってもらうことに。
助かった。

母と話してる後ろで何やら父の声が聞こえたが
母が言うにはもうかなり認知がヤバいらしく代わろうともしなかった


ここからはアル中について

父のアルコール問題はだいぶ昔からあって
致命的だったのは自営の店を閉め 何時でも呑めるという状況になったことだと
私は思ってる。

私が生まれた8年後 待望の長男が30そこらでやはりアルコールと鬱で亡くなったのも父のメンタルに多大なる影響与えてると思ってる。


入院して施設に入るまで 必然的に長年の酒を断つことになった父は

最初拒食症のようで栄養ドリンクみたいなものだけで繋いでたけど
施設に入り やはりなかなか食事はとらず心配したけど

後日 母が入所した日からモリモリ食べるようになり
父なりに思うところもあったのかもしれない。

が、施設の人からも食べ方がおかしいと少し聞いていて
いとこがお見舞いに言ったときやはりおかしをこぼしながら食べる父の姿が
やはりおかしいと感じたと話してくれた。



数日前たまたま読んだ書物で
長年のアルコール依存にあるひとが断酒したら甘いもの依存になるのは
良くあることらしい。

納得。