生と死と家族と | 呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃぁん

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お正月 三が日の間に見た映画2作品『ツナグ』と『ベンイズバック』

生きること 死ということ 家族ということ いろいろ考える2作品でした

 

 

『ツナグ』

たしか去年のお正月も深夜にやってたのを 録画したんやけど見ないまま削除してしまって

そのことが頭をかすめて 先日も夜中やったかなやってたのを録画してたので 

今度こそと・・・

 

全く内容も知らず・・・

内容が・・・

依頼人と死んんだ人との間を 繋いでくれる「ツナグ」という使者の話やった・・・

そんな内容の映画とは知らず・・・

 

亡くなった人にもう一度だけ会えるなら・・・

大切な人を亡くした誰もが 一度は思い描いたことがあるでも決して叶うことのない願い

 

その願いを叶えることができる能力を持った使者

「ツナグ」という役割を課せられることになった 一人の高校生が

さまざまな依頼者の人生に深くかかわって その姿を目の当たりにして成長する姿を描いたもの

依頼人が死者に会えるのは 生涯に一度一人だけ
死者の方も 生きてる者に会えるのは一度だけ

ただし死者側からの 依頼はできない
会えるのは月の出る夜 夜明けまでの限られた時間だけ

 

ツナグの側にも 絶対破ってはいけない約束ごとがある

 

 

松坂桃李が主演の高校生 幼い頃両親が亡くなっている

その後育ててくれた祖母である 樹木希林さんが「ツナグ」

それを引き継ぐのが桃李くん

 

ツナグで会うことになる死者の役で 八千草薫さんも出てられて やっぱりステキで・・・

 

 

こんな使者がいたら 本当にいたなら・・・心から思う

劇中に2回出てくる 桃李くんの心の中の台詞

 

人間は、みんないつか必ず死んでいく。

死んでいった人たちは、一体どこに行くんだろう。

僕たちの目には見えない、どこか違う世界に行くんだろうか。



どこにいるのやろう・・・会いたいもう一度 本当に

 

 

『ベンイズバック』

『狂覗』をきっかけに 2号の事務所のファンとなってくれはった方が

私の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の投稿にコメントをくれはって この映画を教えてくれたので

母と息子の話であること 息子を演じるのが

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で 主人公が引き取った16歳の甥っ子を演じてた俳優であること

 

それで興味を持った

さっそくTSUTAYAに借りに行った

 

 

ケガの治療による鎮痛薬の過剰投与で 知らない間に薬物の依存症となってしまった息子ベン

その息子を全力で守ろうとする母の決して諦めない愛と 家族の絆を描いた作品

サスペンス色もあり また切なく哀しく息苦しかった

 

 

その薬物依存症の息子を演じてるのがルーカス・ヘッジズ と聞いても知らんので 

あ~ とはならへんのやけど 

 

あの2号が亡くなる2カ月前に 

早く見たい^^ 一番楽しみにしてる映画 とツイッタ―でつぶやいてた

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で 主人公が引き取った16歳の甥っ子を演じてた俳優さん

へ~あの時の甥っ子役の と映画でつながる

 

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』では アカデミー賞助演男優賞候補になったそうで

 

 

 

 

ベンの母親役を演じたのはジュリア・ロバーツ

こちらは大女優 私でもわかる

 

母の絶対にあきらめない愛・・・

クリスマスイブの朝

19歳のベンが薬物依存症の治療施設から勝手に実家に戻ってきて

家族は彼がトラブルを起こすのではないかと 警戒するのだけど

母親が監視することで 1日だけ滞在することを許した 

 

そのことによって起きる イブの日の一日の事件が描かれてる

きれいごとですまない重く息苦しく切ないドラマ 薬物の恐ろしさも ひしひしと伝わってくる

 

クリスマスイブっていう HAPPYな気持ちにさせるようなものが一切なくて

見ていて本当に 息苦しくつらい作品

 

 

理屈じゃない 愛する息子を救いたいという母親の愛情

ラスト3分は号泣してた

 

生きること 死ということ 家族ということ いろいろ考える2作品でした

 

ちなみにこちら『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の記事です