ありのままの自分はOKではない。
感情には周囲に”歓迎される感情”と
“拒絶される感情”がある、と気づくと
気づかないうちに
感情を抑え込もうと
呼吸を抑えたり
身体に力を入れたり
わたしたちは様々なことを
子供のころから無意識のうちにしています。
心のことや身体のことを扱っていくと
これにある程度気づくことが出来るようになりますが
(無意識の意識化)
気づいても緊張を解く方法が分かっていないと
余計にぎくしゃくして違和感が増したりします。
頭で分かっていても身体が分かっていないから。
感情を閉じ込めておこうとして
身体は緊張する
そうすると少しづつ姿勢が悪くなる。
姿勢が悪いと
さらに呼吸も浅くなるし、
疲れやすくなって
ゴロゴロしている時間が長くなり
筋肉が落ちていく…
そうすると
姿勢を維持するために
必要な筋肉も弱ってしまうので
姿勢を保つために頑張って身体をこわばらせ緊張させる
こんな悪循環に陥ってしまうことがあります。
身体を動かすことで
呼吸を深めることで
緊張が緩み
そのたびに閉じ込めていた感情が動きます。
動き流れていく感情を再び抑え込むことをしなければ
流れに身をゆだねることが出来れば
感情は水のように流れていきます。
シンプルです。
感情を手放していく方法はいくつもありますが
長年かけて蓄積してきたエネルギーは
やはり時間をかけて、身体と心がびっくりしない、
恐怖を感じない程度のゆるやかさで行っていくのが正解だと、体験上思っています。
その理由のひとつとして、
急激に感情を放出させるタイプのセラピーは
感情に良い悪いの意味づけをしている傾向が強く
本来良いも悪いもないすべての感情なのに
つらい過去、持ち続けているネガティブ感情、
これらは悪で、吐き出す必要がある、と
セラピスト自身が思い込んでいる可能性が強いからです。
そんな人にたくさん出会ってきました。
(わたし自身
ブリージングセラピーや、
物を叩いて感情を出すような激しい
ボディサイコセラピーも体験もしました。
そして
その体験で放出されたエネルギーもありますし
すべては必要なプロセスだと言うことも
知っています。)
心も身体も健康であることは奇跡で喜びだけど
そのことに執着が強すぎると善悪のジャッジが働いたり
極端な道を選びがち。
どんな感情にも良い悪いは無い。
自分に優しい手段を選んでいい。
心地よさを大切にしていい。
軽やかに変化していい。
今では心からそんな風に感じています。
紫陽花も好き♡
次回コンティニュアムワークショップは
6月5日(日) 13:20より品川区内で行います。
どちらもお申込み受付中です♪