ステイホーム期間中

体力も気力も奪われていく中で

わたしがまずやってみたことは

 

 

”新しいことを取り入れて今の苦しい状況を打破しよう”という


これまでずっとお馴染みのパターンを”手放す”ことでした。

 

 

今振り返るとこれは本当に賢明な選択だったと思います。

 

 

 


 

 

 

 

 

これまでもうずいぶん長いこと

様々な情報を取り入れ、学び、技術を身に着けてきました。

 

 

それらの中には自分の思考や行動、生活にすっかり馴染み

生活の一部になったもの・こともあれば

いつの間にかどこかに行ってしまったもの・こともあり。

 

 

とにかく30歳代からは惹かれたものは何でも、という感じで

本当にたくさんのことを学んできました。

 

 

新しい発見は世界中で常に誰かがしているので

そうした情報を得て、

必要であれば取り入れるということはもちろんずっと続けたいですが

 

 

今回は、パターンを繰り返さないよう

わたしの根っこにある ”隠された動機” をよーく見て、扱い

それから行動しました。

 

 

 

 

 

 

 

・よりよく生きるための

・心も身体も健康な状態を取り戻す・保つための

・豊かに充実して生きるための

・自己実現のための

 

 

情報やテクニックやメソッドは本当にたくさんあるし、どれも一理あるのです。

 

 

 

 

弱っているとき、うまくいっていないときは、

何か頼れそうなものや人、画期的な方法に

フッと惹かれてしまうことがあるので

 

 

こんな時こそ

立ち止まって

本当にそれが必要なのかは、

しっかりと見ていきたいところです。

 

 

 

 

 

そして、今回は本当に気を付けて

 

自分はこのままでは十分でない、足りていない

だから、

もっともっと何かを足さないと、何かを知っていないと

何かの技術を身につけないと

 

 

と言う


心の奥底に "欠乏感がある" ために

"新しい何かを取り入れる必要を感じる" 状態になっていないか


というところに意識を向けました。

 

 

頑張って "何かを学ぶ" そして "自分じゃない何者かになろうと努力する" ことを続けていても


いつまでたっても、心から安心して、満たされた状態になることはないと


思い出したからです。

 

 

 

 

 

そして、わたしのものの見方、考え方のもとになっているパターンを見ていくために


感じていることをノートを書くことを習慣にしました。

 

 

それから、少し体調が上向いてきたころからは


部屋にある古いもの、不要になったもの、を手放し始めました。

 

 

 

 

 

自分にはなにかが欠けている、


だから外側の世界のものを取り入れなくちゃ、ではなく

 

 

自分の内側にあるものに目を向け、そこにある英知に耳を傾ける


自分のものではないもの、古いもの、不要なものは、思考もパターンも物も、手放していく

 

 

頭の中も、身体も、部屋も身軽になり


自分の本当の音を聞くことが出来るように、本当の音が奏でられるように。

 

 

そんなことを

本当に亀のようにゆっくりとですが、続けていたら

 

 

曇った視界からゆっくりと霧や霞が消えて


視界がだんだんと開けて


体調も上向いてきたのです。