こうして日々コンティニュアム・ムーヴメントのことを書いていたら
魂の友のひとりからマニアックと言われまして、
わたし自身にはまったくそんな自覚がなかったので、
面白かった。
わたしはもともと何かに深く没頭するタイプの人間ではないので、
余計にそう見られていたのが面白い、というか、
興味深かった(ちょっと嬉しかったのかも^^)。
コンティニュアムを学ぶ為にアメリカに通いだして、
そのことをポツポツとフェイスブックに投稿していた時期、
「すごい行動力だよね。」 と、
友達に言われたことがあって、
それもやっぱり本人にはまったく自覚がなかったので、
と言うより私にとって行動力のある人、って、
もっと違う世界にいる人たちのことだったから、
「イヤイヤイヤそんなこと無いよー。」と、
せっかくの褒め言葉も、
ちゃんと受け止められなかったな。
ごめんなさい。
以前、
このコンティニュアム・ムーヴメントの創始者の
エミリー・コンラッドと話しをしていた時、
エミリーは、どういう訳だか
何度熱く思いを告げても
日本に来て教えることに絶対イエスと言わない人で、
「舞踏の人たちと共演出来るなら行ってもいい。」
などと無茶なことを言っては
日本でのワークショップについて話すたびにはぐらかされていた。
(舞踏とコンティニュアムは似たところがあります。
モチーフとして。
人のコアに触れるところとか、
内面から湧き上がる規則性のない動きとか。)
それは私がエミリーと出会うはるか前から
毎度おなじ返事だったようなので、
もしかしたらエミリーの中には、
日本にはコンティニュアムという
見ず知らずのものを受け入れる土壌がない、
保守的な土地、
というイメージがあったのかも知れない。
カリフォルニアや、
特にエミリーがスタジオを構えていた
ロサンジェルスあたりの、
自由で、新しい風を受け入れる土地でなければ、
例えばもしニューヨークだったとしたら、
コンティニュアムはここまで広がっていなかっただろう、と
話していた位、
土地の、そして人々の持つエネルギーのようなものには、
とても敏感な人だった。
本当のところは、今となってはもう分からないけれど。
コンティニュアムを
日本で伝えて行きたいと
初めて打ち明けたとき、
エミリーは
大きな目をもっとまん丸に見開いて
「日本にコンティニュアムが受け入れられ、
広がっていくのが見えるの?」
と、私の顔をのぞき込んで聞いた。
「はっきり見えます。」 そう答えた。
わたしは、
コンティニュアムが日本ではまだ
限られた人にしか知られていないのは、
実際にやったことがある人が
少ないからだ、と信じていて、
そこは揺らぐことがない。
そして、エミリーが保守的と感じていたかもしれない日本人は、
私から見れば、新しいものに対して、大きく開かれた人たちで、
西洋人からよく言われる 「群れる」 性質も
(まぁこれはメディアによる情報操作も大きく絡んでいるだろうけれど)、
一旦これは本物だと確信すれば、
それに向かって少しづつでも歩みを進めていくことの出来る人たちだと、
自分を照らし合わせても、そんな風に感じている。
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写真は再び、パラマハンサ・ヨガナンダが創ったLake Shrineで撮ったもの。池には実際白鳥がいます。