7月にコンティニュアムのWSで滞在した
マウント・マドンナ・センター(MMC)は
サンフランシスコ空港から車で2時間ちょっと、
小高い山の上にある
景色も空気もきれいな
リトリートセンターです。
ワークショップでは、
数日間にわたり
安全な器の中で
コンティニュアムをするので、
身体に閉じ込められていたものが
ゆるゆると流れ出し
日常生活の中では閉ざしがちな感覚も
その人なりのペースで、開いてくるので、
音や、光や、匂い、
他の人の発しているエネルギーなどの刺激にも
敏感になることがあります。
MMCは、シャワールームに置いてある
シャンプー、トリートメント、石鹸までが
すべて無香料というこだわりようで、
「香りのあるものを付けるのはご遠慮ください」
という貼り紙までしてあります。
コンティニュアムのワークショップで
いくつかのリトリートセンターに滞在しましたが
ここまでこだわりがある場所は初めてでした。
そして食事は、
言わずもがなですが、
完全菜食です。
MMCにはBabajiというグルがいて、
儀式やイベントも行われているので、
週末には近隣のコミュニティの人たちもたくさんやって来ます。
私たちの滞在中にも、
満月の日にグルBabajiの誕生日を祝うイベントがあり、
写真の男の子も王子様みたいなステキな民族衣装で正装していました。
アメリカは多民族国家なので
ほとんどの人が、子供の頃から
宗教や肌の色や第一言語の違いなどに
触れながら育ってきているために
違いを認める、受け入れる、という点では
日本と比べるととても意識的で、成熟し、洗練されています。
(ただ、
日本人から見れば驚くような人種差別は
今でも明らかにあるので
どっちがいいとか、
開かれているとか
そう言う話ではありません。)
コンティニュアムという、
ゆっくりとした微細な身体の動きと、声と、呼吸を使った
ムーヴメントによって
わたしの身体も、心も、ものの見え方も、考え方も、行動も、
変化してきたのですが、
そこには、
日本という国を離れ
日本人の集合意識・無意識のヴェールから抜け出し
違う国の、違う文化を持つ、違う言葉を話す人たちと、
コンティニュアムを介して接する中で、
葛藤し、挑戦し、揉まれ、戦い、
そして笑いあい、愛し合い、癒され、
コミュニティの仲間としての友情を育んできたことも大きく関係しています。
それは、
当初はまったく意図していないことだった分、
余計に大きなギフトだったのだと、
最近になってようやく分かるのです。
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