楽しみにしていた能舞台
演目は「金輪」
ざっくりとしたストーリーは
夫に捨てられた妻が生霊になって夫と後妻を呪い殺そうとしたものの
安倍晴明に撃退されるという、女性の嫉妬深さを描いたもの(だと思う)
しかも、安倍晴明に完全にやられたわけではなく
機会があればまた呪ってやるみたいにフェイドアウト
「I'll be back」のターミネーターな感じ。
コロナ対策で客席間は広々、フェイスシールドまで配布していただき
検温や消毒もしっかり行ってらしたので、関係者の方は大変だったと思います。
舞台の演出もコロナ対策として多少変えたところがあるようで
演者さんも慣れるまでは気苦労が多そう。
多分、舞台から客席を見て
全員フェイスシールドっていう光景は異様だと思うんですよねぇ。
能舞台は元々ワイワイ騒ぐものでもないし
客席が静かなのは以前と変わらないでしょうが
フェイスシールド越しだとお客さんの表情も読みづらいはず。
お客さんとしては、頭の向きや顔の角度によって
フェイスシールドに光が写り込んで見づらいっていうのも難点
それでも、やっぱり舞台で演じてくれる方がいて
それを見に行けるっていうのは嬉しい。
東京だけでなく、全国的に感染拡大傾向とか言われていますが
きちんと対策を取っている舞台、お店etc...に影響が出ないよう
利用する立場の私も気をつけないとなぁと思います。