日本から頼まれた仕事のためにホーチミン在住日本人の方とお話しする機会があったのですが
その時に思ったことが、在住歴が長いって競うポイントなの?ってこと
お話させていただいたのは、30代後半と思われる男性2人
ホーチミンに住まれてから5年ほどの方たちです。
話の流れで、ホーチミンに来てどのくらい?という質問をされたので
「2016年3月からなので2年半くらいです」と答えたら(2回目だけどそこは省略)
お二人が来られた2013年頃のホーチミンがどれだけ不便だったかを力説され
「あの頃はひどかったけど、最近はマシになったよね~」と感慨深げに話された後
「今なら日本人もラクに暮らせますよ」と(ちょっと上から目線で)励まされました。
ベトナム語を勉強するためにホーチミンに住んでるけど大学生ではない
会社勤めもしてないし、主婦でもないというわかりにくいポジションの私に興味を持ったのか
単純に疑問に思ったのかはわかりませんが、お仕事終わりの雑談では質問攻めに
「ベトナム語なんか勉強しても仕方ないのに」っていう言葉で「はぁ?」と違和感を感じ
「日本人女性はベトナム人男に気をつけないとね」っていう言葉で「余計なお世話じゃ!」と怒りを感じたものの
話の流れでホーチミンの前はバンコクに7年住んでいたこと
その前はホーチミンに5年いたことを話すと一気にトーンダウン
ベトナムに住む苦労話や私への的外れのアドバイスはフェードアウトしちゃいました。
さっきまで、ちょっと偉そうだったのはどこに行ったっていうくらいの変わり身で
なんとなーく、在住歴の長さをプチ自慢したかったのかと感じたのですが
これって海外在住者にありがちな気がする。
もちろん、在住歴が長い方からのアドバイスは有り難く聞きますが
ただ在住歴の長さだけを自慢したい感じの話なら聞くだけ無駄
しかも、明らかに私より年下なのに偉そうな態度を取るってどうなん?
とイラッとしたのも正直な気持ち。
ベトナムの会社で働いてるわけではないので、
私がお会いする在住日本人の方はごく限られた方ばかり。
今回のような機会がなければ駐在員や起業された日本人と新たに知り合う機会は有りません。
こういう方ばかりではないのでしょうが、
在住歴とか勤務先とかつまらないことで競争心を燃やす方とは仲良くなれないだろうなぁ。
あと、旦那さん、ベトナム生活、ベトナム人etc...に文句たらたらの駐在員奥さんも無理かな。
来たくて来たんじゃないってベトナムに文句を言う人も多いですが
駐在の場合はその会社を選んだのはアナタ
奥さんの場合はその夫を選んだのはアナタ
会社を辞める、離婚する、日本に残るっていう選択をしないのはアナタ達
ベトナムにいることを否定するってことは自分の選択を否定したってこと
文句言うより、楽しみ方を見つければ良いのにって
カフェや日本料理屋で在住者の話を盗み聞き(勝手に聞こえてくる)しながら思ってます。