ファンベールの基本【選び方】 | YOKO

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Belly dance in Osaka

ファンベールってなかなか実物を見て買えないんですよね~
日本でも実店舗でファンベールを置いてあるところが少なく、あったとしても色が選べなかったり・・・

まぁ、衣装も他のプロップも同じような感じなので贅沢は言ってられませんね(・_・;)

で、しょうがないのでネットで買うにしてもどれが良いのやらと悩んだことありませんか?
というわけで、最低限チェックしておいた方が良いことをまとめてみました。

【サイズ】
まず、共通しているのは
扇の長さ30センチ
ベール幅80~90cm

違いがあるのはベールの長さですが、その長さ表記の仕方もショップによって色々。


左側は長さ180cm、右側は長さ140cmとして売られていたものですが、
実際には40㎝も差はないですよね。
180㎝の方は扇に貼ってある部分も含めたベール全体の長さ
150cmの方は扇の先からベールの端までの長さってことです。

なので、扇の先からなのか、ベール全体の長さなのかをチェックすることも重要。
初めての方には右側ぐらいの長さの方が扱いやすいです。

【骨の太さ、厚み】
これはネットで確かめられないうえに、個体差がありそうなので難しいところですが
骨がしっかりしていないファンベールはものすごく扱いづらい!
特に親骨(扇の両端)の太さと厚みは重要です。

これが普通の親骨


幅が細い親骨


微妙ですが左の方が薄いのわかります?

親骨が薄かったり、細かったりすると指の引っ掛かりが悪いので
余計な力が必要になるんですよね~。多分、折れやすかったりもする。
もし、実際に手に取って選べるときには骨の太さ、厚さにも注意(ー_ー)b

【生地の厚さ】
ファンベールの生地の厚さもメーカーによって色々ですが、Fairy CoveやAKai Silkのものは
生地に厚みがあって耐久性も高いのですが、お値段も高い・・・
シルクのツヤ感っていう面では高いだけのことはあるなって感じですが、
重めで張りがあるので初心者向きではないかなぁ。


これはFairy Coveのですが、4年ほど酷使しているのに生地の劣化はほとんどなし。


一方、中国製や韓国製のものは生地は薄いものの軽くて扱いやすく、
値段もお手頃と初心者にはぴったりなファンベール。
ネットショップで5,6000円程度で売っているのは、ほとんどがこれだと思います。


これも4年ほど前に買ったものですが、韓国製
生地全体に亀裂(伝線?)のようなものが入ってます。


こっちはアメリカ製ですが生地の厚さは韓国製と同じくらい。
半年ほどで伝線が・・・(/_;)

なので、高くても長持ちさせたいときにはFairy CoveやAKai Silk、または5mmシルクなど
生地の厚みが記載されているものを選ぶべし!
とりあえず、練習用にっていうときは5000円程度のもので十分です。

【端の処理】
シルクの軽さを最大限に生かすためには生地を切りっぱなしにしておくのが一番。
ですが、ものによっては端をしっかりとかがってあるものも。
これに関しては、切りっぱなしだから不良品というわけではないので
届いたファンベールの端がほつれ気味でも慌てずに長い糸だけを切ってそのまま使いましょう。

【開閉のしやすさ】

ファンベールは普通の扇子と違って開いたら開きっぱなしではありません。
ちょっと緩いなと思うくらいでないと踊っているときに逆に使いづらかったりします。
要が緩すぎて不安になることもあるかもしれませんが、ほとんどの場合は使っているうちに慣れます。

どうしても使いづらいと思ったら要を外してネジとナットに交換するという方法も。


真ん中が元々の要、上下はネジとナットに交換したもの。
要が外れてしまった時も交換できると知っていれば安心♪

他にもボールペンの芯を使うという技があるので、壊れることを心配せずに使えますね。