4月1日より、新しいカテゴリとして
”Bettyの妄想劇場”
をスタートします。
多くは音楽に関するあくまで個人的な妄想(解釈)です。
震災や、いろいろな事情で今、ピアノができなかったり習いに行けない状況の方にも、このブログを通して少しでもレッスンに近い雰囲気をお届けできたらという気持ちです。
まずは今月のコンサートより「ブルグミュラー25の練習曲」
ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルグミュラー(1806~1874)
ドイツ生まれの作曲家。
ミュンヘンの北、レーゲンスブルクに生まれ、フランスのパリ郊外、ボリューというところで亡くなりました。
若い時から作曲をし、ピアニストとしてもドイツやパリで活躍したと言われています。
私もいつか、ドイツやフランス、ポーランドなど海外でも演奏できるピアニストになりたいと、今でも本気で思っていますし、毎日そのための練習をしています。
日本では、今回私が演奏します「25の練習曲」や「18の練習曲」が良く知られていますね。
多くの場合は、小学校1年生から4年生くらいまでレッスンの教材として用います。
私は個人レッスンを始めたのが遅いので、確か始めたのが5年生に近かったように思います。(ちょっと記憶はあいまいですが・・・)
5月27日にスタートしたことだけは確かです☆
23日のコンサートまで、「25の練習曲」 を少しずつ解説していきますね。
まずは第1番
素直な心(ハ長調)
まず 「ハ長調」 って何?(と聞こえたような気がしましたので)
ド・レ・ミ・・・・
は
ハニホヘトイロハという順番で表わします。
ド→ハ
レ→ニ
ミ→ホ
という順番です。
ジャズではまた違った言い方をし、専門的にはドイツ語で表します。
「ハ長調」 には♯(シャープ)や♭(フラット)はつかないので、とても易しい調です♪
この楽譜に入ると、両手でピアノを弾くことになり、今までと違って1ページという曲の長さになります。
ですので、まだ音符を読むのが苦手な場合、
右手→左手→両手
と練習を進めていくケースもあります。
でも、できるだけ、両手で一緒に楽譜を読むきっかけにしたい教材です。
タイトルの”素直な心”
のように、なめらかなメロディーで始まります。
この”なめらか”に演奏することを”レガート”と表現します。
5本の指をきちんと動かして、なるべく流れるように演奏することを勉強します。
全体が弾けるようになったら”強弱”を付けます。
弱く弾いたり、強く弾いたり。
感情の表現を音の大きさでも表します。
そして最も大切なのが曲のイメージですね。
楽譜の通りに、間違えないで弾く、というのはロボットでもできます。
1人の人間として、その作品をどのように感じて演奏するか、ピアノも歌もお芝居も個性が最も大切と私は思います。
~新年度の新しい気持ちで。
期待と不安を胸に、入学式・入社式。
それぞれの新しい目標や希望を思い描きながら演奏しても素敵ですね。
今この素直な心をいつまでも持ち続けられますように~
♪ 繰り返し記号を 「リピート記号」といいます
♪ 演奏の速さ 「アレグロ モデラート」 の意味は、生き生きと中くらいの速さで
「アレグロ」 →早く 「モデラート」 中ぐらいの速さで
のハーフアンドハーフな意味ですね!
次回は第2番 ”アラベスク” です
See you♪