いやー、昨日は疲れました。
義両親と、家から車で1時間半くらい離れた場所まで
スンバヤン（お祈り）に行ってきました。
私は正直、夫もいないので気が進まなかったのですが、
なんでも、シガラジャに住む人たちは
この時期に必ず行かなければならないんだそうで
有無を言わさず、という感じで行くことになったのです。
（実際、現地で近所の家族連れと何組も会いました）
昨日は夫が仕事のため、
義父が頼んだ車で行くことになりました。
支払いも義父がしてくれて、
いくらなのかはわかりません。
いつも依頼するのは、
エアコンのついた普通の乗用車なのですが、
昨日は、同じ目的地に行く違う家族と一緒に
ベモ（乗合バス）をチャーターしてくれてました。
マイクロバスタイプの車で、
エアコンはついていません。
走行中もドアは開けっ放し。
運転が荒くて、座席から転がり落ちそう。
この開いたドアから落ちたらどうしようと思って
めっちゃ怖かったー。
第一、こんなドア開いてたって、
ちっとも涼しくありません。
腕や足からも汗が流れて、サウナみたいでした。
私が着ていたのが、バリ・ヒンドゥーの正装。
シルク製とかならいいんですけど、
私のは安物の化繊のもの。
私、化繊の服が苦手なので、普段着はすべて
コットンとかリネンとかの天然繊維なんですよ。
なのに、全身化繊だから、余計のこと
汗が吸収されずにぴたりと張り付いて
不快だったんですよねー。
そのせいか、普段は車酔いなんてしないのに、
行きの道中からグロッキー。
現地で写真を撮ったのは、これ一枚。
人だらけで何が何やらですが、
真ん中に獅子舞みたいなものがあるの、
わかりますか？
「barong（バロン）」といって、バリ島に伝わる
獅子の形をした聖獣だそうです（ググった）。
長い階段を上って、3か所ほどお祈りをして
また超荒い運転で帰宅しました。
片道1時間半程度の移動でここまで疲れたのは
初めて。
私、今までに何度か往復8時間かけて
デンパサールに日帰りしたこともありますが、
こんなに疲れたことはありません。
いつも思うんですが、こういう宗教行事って
普段、山で農業をして暮らしている義両親にとっては
単なる「宗教行事」という意味だけでなく
「レジャー」の一面もあるみたいです。
例えば、お寺の創立記念日である「オダラン」も
何日も前から、子どもに
「あと○日でオダランだよ～」
と楽しそうに話しています。
今回のスンバヤンについて、夫は
「行きたくなければ別に行かなくてもいい」
と言ってたんですが、断る余地はゼロでした。
おそらく義両親にとっては、小旅行気分で
楽しいイベントの一つだったんだと思います。
私たちも行けば楽しいだろうという親切心で
誘ってくれたのでしょうね。
でも、次回からは夫がいなければパスしたいなー。
どうしても行かないとダメなのであれば、
私が手配するから、普通のカーチャーターをお願いしたいなと
一日たっても全く疲れが取れない私は思うのでした…
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