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昨日、子どもが登校する間際に
「今日はお祈りの服で来てって先生が言ってた」
と言いだしました。
「お祈りの服」というのは、バリ・ヒンドゥーの正装のことで
udenという帽子のようなもの、safariというシャツ、
満月や新月の日はお祈りをするので、
特別な指示がなくてもバリ・ヒンドゥーの正装で登校します。
満月や新月、宗教行事は、
バリ島の家庭に必ず１つはあると言っていい「バリカレンダー」に
記載されているので毎日チェックしています。
日にちの数字の上に●がある日は新月、
●が満月の日です。
日時の数字をぐるっと赤丸で囲んである日は
なんらかの行事の日です。
ちなみに、明日13日はサラスワティという学問の女神様の日。
なので、お祈りの準備をして登校します。
11日にやたら書き込みしているのは子どもの誕生日のアピールです(笑)
私がバリの行事を把握できていないので、
きっと何かあるんだろうと思い、
バリ・ヒンドゥーの正装をさせ、
チャナンとお線香も持たせました。
が、学校が終わって帰ると、チャナンを持ったまま。
「お祈りはしなかったけど、みんなお祈りの服着てたよ」
という。
夫が聞いてきてくれたところによると、毎週木曜日は、
バリ島にあるバリ・ヒンドゥーの学校（公立だけなのかな？）は
お祈りの服を着て登校しなければならない、と決まったのだそう。
自分たちの文化を大切にする考え方っていいですよね。
日本で着物着て登校しなければならない日なんてないですよね。
（まあ、あったとしたら、着付けとか大変過ぎるけど）
多くの日本人は、卒業式とか成人式、結婚式くらいしか
着物を着る機会なんてないんじゃないでしょうか？
ま、こっちの学校って、ただでさえ曜日によって着ていく制服が違い
おっちょこちょいな私はよく間違えてちゃうんですよね。
新月・満月すら気が付かずに登校させて、
着替えに帰ったこと何回あるか…
これからますます気を付けないと！
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