上の子が3歳になる直前くらいからイヤイヤ期が始まった。
でも想像してたよりひどくなかったし、
中学生とか高校生の反抗期の方が怖かったから、2-3歳のイヤイヤ期なんて可愛いものだなって思ってた。
私は子どもの頃、イヤイヤ期みたいなことしたら親に捨てられるって恐怖観念があったからそんな風にできなかった。
だから、上の子のイヤイヤ期も、こんなに自分の気持ちをさらけ出せてすごいなーって純粋に思ってた。
でも5-6歳から、上の子のチクチクした言動にイライラするようになった。
今までのようなまやかしも効かないし、「ああ言えばこう言う」みたいなのも積み重なって、イラっとする場面が増えてきた。
自分でいうのも変だけど、3歳の時のイヤイヤ期は大らかな心で接することができてた方だ。
なのに、5-6歳のイヤイヤになぜこんなにもイラッとするのか。
先月、NHKのすくすく子育てでイヤイヤ期のテーマをやっていた。
「イヤイヤ期」を別の言い方で呼んでみたら、っていう話をしていて、
MCの鈴木あきえさんが、イヤイヤ期を「ゆらゆら期」と言っていた。
すくすくや保育園の先生から聞いたみたいだけど、この頃の子どもは心の状態の上下が激しいから、親が正面からいったら絶対ぶつかってしまう。
そういう時は親も一緒にゆらゆらしたらいい。その方がストレスたまらないからって。
その話を聞いてなるほどなーって思った。
私も最近上の子にイライラしてしまうのは、娘に過度に期待しすぎてる。自立を押し付けすぎてる。
もうそろそろ自立してほしいって期待を押し付けすぎていたんだろうな。
5-6歳で自立なんてできないの当然なのにね。
「そうだよね、やりたくない時だってあるよね」って娘の気持ちも受け取りながら、
私も手を抜きながら一緒にゆらゆら過ごしていけばいいんだな。
ゆらゆら、大事だな。忘れないようにしよう。