てんとうむしの作家さん、
林・恵子さんの
企画がスタートします。


http://gancyan.exblog.jp/25158539/


林さんは
ご主人がステージ4のがんでした。

抗ガン剤をやめたいと言ったご主人のために、
食事の工夫や
お手当などを取り入れた生活をされ、
その後、がんはいつの間にか消えて
無くなったのです。


そのことを書いた本を出版されたことで、
がん患者さんのご家族から
相談も受けることがあるそうです。


いつか、相談のサロンを開く計画をお持ちですが、場所をいつか持つまでのはじめの一歩に、
パトアシュをお使いいただいて、
スタートされることになりました。




わたしにも病気の娘がいます。

がんではありませんが、
膠原病といって、免疫系の病気です。
完治はないと医師に言われて10年経ちました。

子どもの頃に発病したので、
成長期に大量の薬の投与で、
成長も止まり、小さいまま。

薬の副作用も加わり、
病気だけでなく、違う症状にも苦しんできました。

また、病気持ちの娘が在学中には、
学校との付き合いで困難を感じたこともあります。


そんなときも、相談相手はなく、
一人きりで娘の病院や、学校への説明などに
奔走して
精神的にもとてもハードでした。

たまたま担任の先生がとても冷ややかだった時、プリントさえも届かず困りました。

クラスの役員さんに相談したら、
毎日学校へ出かけて、先生にプリントをいただけばよいのに。
わたしならそうするわ!
と言われました。

病気の家族を抱えてみないと
気持ちがわからないのだから
仕方ないですが、
この言葉にはさらに追い討ちをかけられました。
頑張りがまだ足りないのか、と。

切なくなって、もう学校とは縁が切れてもいいわとひらきなおれ、覚悟が決まったのでそれはそれで経験して良かったのですけど、
健康な子どもさんのお母さんには、
病気の子ども持った人の気持ちは
わからないですよね。

もちろん、わからなくても良いのです。
その方が悪い訳ではないのです。


でも、やはり相談相手は誰でも良い訳ではない。


そんな訳で、
今回の林さんの企画は、
わたしも嬉しいと思います。

そんな場所を提供できることは、
素敵な巡り合わせ。

とっても嬉しいです。


患者の家族は、
話したい時もあれば、
話すのも嫌で、疲れを癒したいだけ時もあることでしょう。

ただお茶を飲むだけでも良いように、
林さんはおやつをご用意くださるそうです。

お茶をゆっくりめしあがって、
ひと息ついて下さい。


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Amazonでは高値になっていますが、
これは版元にも在庫がないためです。


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