今日は、家で
年賀状の支度したり、
少し掃除をしたりしながら、
明日の夜のための丸鶏を仕込んでます。
(明日は会社だからね)
ここ数年、クリスマスのディナーは、丸鶏のローストチキン。
6人分の鶏の足買うより、安くて美味しいので、これなんですが。
(写真は去年のチキン)
丸鶏ってね、
ちょっと確かにグロいよね。
さわれない~、っていう人もいるかも。
私は、毎年一回、このグロい鶏の下ごしらえしてると、
いろいろ感じることがあるんだよね。
生の鶏の、綺麗に剥がれた身体に
塩とか塗り込んでると、
命をもらって、食べて生きるということを感じるというか。
肉体の命を紡ぐって、
何かの命を食べ物として行くってこと。
だから何でも感謝して食べろとか
動物を食べるなんて野蛮だとか
そんなことはちっとも考えないんですが
現実を見ろ
ということかも。
切り身の肉や、お刺身なら大丈夫だけど、
丸のままの魚や肉は触れない~
気持ち悪い~
という人に、
まあ無理に触れとは思わないけど
元は全部これ。
もっと言えば、生きてるのを捕まえて血を流して処理して食べる
のが、生き物。
そこから、ひと皿の芸術品のような美しい食べ物に仕立てるのも、
人間。
それを思い出させてくれる、ひと仕事なのです。
ぜひ、機会があったら、
鶏に触ってみたらいいと思う。
魚も、捌いてみたらいいよ。
骨や鱗や背びれが意外と痛いとか
食べ物として生まれたわけじゃなく
生き物を食べて生きるのだよ、私たちは
ということを、感じられると思います。