こんにちは!
コンクール記事Part.4になりました。
これがシリーズ最終章です。笑
Part.1〜3は過去記事ご覧ください。
リンク貼ろうかと思ったけどしつこくなるのでやめた😅
本番後、1週間もしないうちにジャッジシート(審査員の先生方の評価シート。いわゆる成績表的なものです)が届きました。
本人に渡す用と指導者用。
本人用は、ただ渡すだけでは意味がない(見方や捉え方が分からないだろうと思った)ので、
渡す前に私が本番の動画と評価を見比べ
「なぜこの項目の評価はこうだったのか」を私なりに分析し
「ここがアンデュオール甘かったよね」
「ここ、そもそも顔のつけ方間違ってたよ!ホンマは正面見なあかんのに…どっち向いてる?」
「アンナバー通れてなかったやん」
「ん~評価のドミノ倒しってこういうことよね…」
「〇〇ちゃんの今後の課題はやっぱり△△よね~」
などなど、本人とお母さんに色々お話し、解説しながら
お渡ししました。
↑ちょっと見にくいですが、真ん中より下、赤線引いたトコにも書いてあるでしょ?
JBC審査員をされている左右木先生のバレエ指導者勉強会でおしゃっていましたが
年齢の低い子にへのジャッジシート(評価)は、
その子への評価というよりも「指導者の先生」に対する評価です、と。
そうなのです。。。
この子たちが踊った結果(の評価)、ではあるけれども、
これは私の指導力に対する評価。
どのような項目を審査されているのかは
JBCホームページをご覧頂くと見られます。
バレエを踊るうえでの基礎(技術項目)、
またはダンサーとして「舞台人」としての基礎(芸術項目)が詰まっています。
アンデュオール(足の外旋)だったり、ポールドブラだったり、他にも色々!
基礎をもっと明確に指導していかねばならないと、
今回のジャッジシートから私が学びました。
(2人の評価で共通してた部分も多々あったので)
私の指導で足りない部分であり、伸びしろであり…
ということは
ウチの教室の生徒たちの伸びしろでもある
と思っています。
今回出場した2人は勿論だけど、他の子たちもね!
また次回のチャレンジがあるならば、
その時はどのように持っていけば今回よりも良い結果を得られるか
成長させてあげられるか(って嫌な言い方になってしまうけど)
私も勉強になったし、
本人たちにもそれぞれ課題は伝えたので、
今後とも頑張ってくれると思うし、私も頑張ります!
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そうそう!このコンクールを機にまた一つ
人として成長してくれたな♡
と実感したエピソードがあります。
Mちゃん。例えば私に何か質問をしたり、何かしてもらった(衣裳のうしろを止めたとか)とき。
催促されたわけではなく、いつも自分から
「ありがとうございました」としっかり言えるようになったこと。
そして楽屋では二人とも
「荷物を含め自分の管理は自分で!」
ができたこと!楽屋にお母さんはいません!笑
子どもでは無理なことは私がやりましたが
衣裳の後ろを縫う、背中に塗ったリキッド落とすとか🤣
お礼を言う。なるべくの自己管理能力。
人としてとっても大切なことです。
こういう面での成長も込みで、今回のコンクール、チャレンジして良かったなと思いました