社会学の勉強をしていて気になる文言が出てきました
「世界や人類がたどり着くべき目標とは、格差をなくすこと」だそうです
たしかに、一部の国がうるおう一方で、貧しい国が安い賃金で奴隷のように働かされる状態はよくないですよね
つい数年前にも、ナイキやユニクロ、無印が中国の子供を監禁して働かせてる、というニュースがありました
あれ、でも、これって、途上国だけの話でしょうか?
違いますよね
われわれも同じように奴隷として働いて、一部の権力者をどんどん裕福にしています
トヨタの車を作れば作るほど、創業者の豊田さんの懐にはいり、豊田さんがどんどんリッチになります
底辺の三交代で頑張っている工場勤務者は、健康を犠牲にして働けどはたらけど、裕福にはなれません
三菱が日本を支えていると、あるニュースで見ましたが、これもそうですよね
三菱UFJ銀行、三菱電機、三菱商事、三菱地所
これらはほとんど全てがわれわれの生活、衣食住に密着しており、消費者が利用するほど、創業者が儲かります
それぞれの企業で働く人たちは一流と思われがちですが、実は創業者のコマなんですよね
世界は国同士の格差をへらそうとする一方で、国内における格差はどんどん開いていっています
なので、世界や人類がたどり着くべき目標って一生たどりつけないと思っています
誰かが上に立つ限り、その人に富は集中しますし、その人に仕えている人たちが下にいます
世の中が資本主義である限り、この流れはあきらめるしかないですね
しょせん、きれいごとでしかないなと思いました
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SDGsでは「誰ひとり取り残さない」をテーマに挙げられています
日本の場合、お年寄りが人口の30%を占めていますから、そのお年寄り一人ひとりを取り残さないために
労働者から保険料を天引きしていきます
これが、えげつないんですよね
お年寄りが本当に生活ギリギリの状態というわけでなく
医療費がほぼタダ、生活介護なども生活保護者は上限月に15000円で利用できます
何百万もする認知症の薬をほぼ出費なしで使え、手術も入院もし放題です
つまり、高齢者への過剰なサービスをするために労働者は給料から20%の保険料を引かれ
労働者の手元に残るのはこころもとない額
生かさず殺さずの奴隷として働かされているわけです
これは、格差の是正なんでしょうか?
いや、高齢者による労働者の搾取ですね
このままでは医療が破綻するのは見えていますから
今後はどうなるんでしょうね
新NISAのように、年間360万円までの医療費は保険負担されるけど、それ以上は全て実費です
という風に逆転が起きるかもしれませんね
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人手不足で、サービス業の時給がとても高くなっています
それ自体はいいことのように思えますが、そこから引かれるものも多くなっているので
見栄えだけ良くても実際に使えるお金は減っています
大阪万博のスタッフは時給1850円ですが、天引きされる20%を引くと1480円です
この引かれる割合は時給が高くなればなるほど大きくなるので、手取りはあんまり変わらない
数字のマジックを使ってうまく労働者を騙しているように思います
騙し騙しやれるのも、いつまでなんでしょうか
これからが見ものですね