二年前のコロナ禍で肺炎(コロナではない)で
肺が真っ白になったにも関わらず自宅療養を指示され、抗生剤を渡された。
回復に三週間を要したが、医者に駆け込むのがもう少し遅かったら彼岸に渡っていたかもしれない。
慢心していたと言えばそれまでだが、そんな状況下でも、私は自分が死ぬなんて微塵も思ってなかった。
今振り返り思うのは、突然死した人はみんな同じ感覚だったんじゃないかな。
中山美穂さんの急死が話題になったが、彼女も自分が死ぬなんて思ってなかっただろう。
病気による死は緩慢な死と言えるが、死への実感というものはなかなか持てないのではないかな。
自分は生きているという感覚が自分の中に常にある。
人はその感覚を失うことなく、死後の世界に旅立つんだろう。そう思えてならない。
そして、死んだらそれまでよ、と信じてる人は、
死んだことに気づくことができず、この世に幽霊となってとどまる。
そうならないように、生きてるうちに神理を学んでほしいと切に願う。