海外出張の飛行機の中は新作映画が見られる貴重な時間。

今回は、直木賞作家の佐藤愛子さんを題材にした映画、『九十歳。なにがめでたい』を鑑賞。

実家の母もちょうどその歳なので、ちょっとホロリとなった。

90歳の頑固な女流作家と敏腕パワハラ編集者のタッグにより、エッセイがベストセラーになったり、国から受勲を受けたりするわけだが、要所に差し込まれたエッセイの内容が心にジーンと染み渡る。


飼い犬の死後のメッセージといった霊的な内容もあり、霊的体験談を小説のネタにする佐藤愛子ならではのお話があったり、人生相談でバッサリとやったら、それが◯(ネタバレになるので自主規制)の家庭事情だったり。


尖ってる人間がやれセクハラだパワハラだと生きにくい社会になったが、その中でも人として大事なことは変わらないということに気付かされた。


エッセイ、未読でしたので、遅まきながら買わせていただきます‼️(ぺこり)


九十歳。なにがめでたい 松竹