私が敬愛する宮沢賢治さんは、
雨にもマケズの手帳に、こんな詩を残されているそうです。
死病を患い、身体は悲惨な状況にも関わらず、
心は穏やかだというのです。
死というものは、そんなに恐れるものではないと
教えてくれています。
死に瀕して、賢治が感じた清明とは、まさに
あの世のことかもしれませんね。