夫婦を超えてゆけー

という歌詞が入った歌が一斉を風靡したが、

夫婦を超えるって、どゆこと?

そもそも、現代の夫婦関係は、結婚制度にもとづいている。
制度だから、お互いの関係を家庭に縛るという側面がある。
この結婚制度自体、未来永劫、存続するとは思えない。
いつかは終了するだろう。

夫婦を超える関係性を構築するというのは、結婚制度がなくても成り立つものでなければならない。

離婚というと、よくないことのように思われがちだが、これもまた結婚制度の弊害という側面もある。

本来の夫婦関係というのは、子はかすがい、というように、子供を育てることが夫婦関係の要諦だと言える。

子供は一人では育てられない。
ひとつの型としては、
旦那がお金を稼ぎ、奥さんが育児に専念する
という型があるが、
専業主婦が当たり前だった昭和の時代の型であり、今の時代にはマッチしない。
共働きでないと家庭を切り盛りできないという人が多い以上、それに適合する型が必要だ。

共働きを前提とすると、子供を預ける保育園の存在は必要だ。
保育園にもさまざまあり、お金儲けが目的の保育園にはいろいろな問題があるだろう。
そういうところはスタッフの採用を最小限にするだろうから、放置プレイがまかり通るリスクがある。
育児に理想を掲げる保育園なら、親としても安心して任せられるのではないか。

私は究極の理想型は、村のようなコミュニティで、子育てはコミュニティ全体で行うのがよいと考えている。
育児のノウハウもない、若い夫婦が子育てすれば、いろいろ失敗もするだろう。
育児放棄とかも、そもそも育児能力のない夫婦に子どもが授かることにより起こる悲劇と言える。

若い世代は仕事をバリバリしてもらい、
じいじ、ばあばのシニア世代が子育てを請け負うのがよいと思う。

とは言え、シニア世代も老齢になると、育児は体力的にきつくなる。
だから、できるだけ、若いうちに子供を作り、自分が歳をとらない、まだ体力のあるうちに、孫の育児を請け負うのが理想。

ちなみに、私は結婚が30歳をこえてからだったので、今のままだと、孫の育児を請け負うのは難しい。
将来の人生設計を考えると、20代で結婚するのが望ましい。

今の若者は結婚を望まない風潮らしいが、若い時に自由を謳歌するのも結構だが、そのツケはあとで来ると知っておいてほしい。

自分の人生を反省しての、老婆心からのアドバイスだ。