【豊受大神の謎にせまる】
豊受大神が伊勢に祀られたのは、
天照大神が伊勢に祀られてから
ずっとあとの時代。
日本の古代史を紐解くと、
(私が興味ある時代のみ。仮説含む)
女王アマテラス…南九州の高千穂王朝
女王卑弥呼(ヒムカ=日向)→トヨ…九州の連合国(邪馬台国=大和国)
景行天皇…九州より本州に進出、ヤマトタケル活躍
★倭姫が伊勢に天照大神を祀る
仲哀天皇…神功皇后の朝鮮征伐
応神天皇…武で天皇制強化
雄略天皇…武で天皇制強化
★伊勢に豊受大神を祀る
天照大神のお告げで
「ひとりで食事するのはさびしいので、食べ友がほしい」
と言った?
やだ、アマテラスってかわいいとこあるじゃん!
みたいな、そんなことあるか⁈
こういう場合、事実は別なところにある。
事実を隠すために物語を創作するのは、今に始まったことではない。
私の仮説だが、
豊受大神とは、邪馬台国のトヨのことではないか?
邪馬台国は、日本の古事記、日本書紀には登場しないが、中国の歴史書に登場し、物議をかもしているが、
天皇家の歴史を編纂する際、なんらかの理由でなかったことにされたと思われる。
ニギヤハヒの奥さんのセオリツヒメが隠されたのと同じで、為政者に都合の悪い事実は隠されるのだ。
日本の神社には八百万の神が祀られるが、
敵だった者も、融和政策で受け入れると、神社に祀られたりする。
その最たるものが出雲大社だろう。
私は邪馬台国こそ、のちに大和朝廷へと発展すると推測している。
そうすると、日向(卑弥呼)やトヨは天皇家の先祖だった可能性がある。
なにしろ、天皇家はアマテラスの子孫なのだから。
歴代の天皇や皇后を神社に祀るのは当たり前のことである。
その意味では、日向やトヨだって、祀られて然るべきだろう。
私の推理だが、もともとは祀られていたが、歴史書編纂時に隠されることになったため、元の名前が消されたのではないか。
トヨの名は消され、豊受神として祀られるようになったのではないだろうか。
そうなると、日向の名前も消され、別の名で出ているはずだが、私の推理では天照大神の名に書き換えられたのではないか。
伊勢外宮にまつわる謎についての一考察でした。