映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」を観た。

この作品は、予告編を見た時から
「これは観たら絶対やばいやつや!」
と体の全細胞が叫んでいた。(copyright アカザさん)

なにしろ、日本中を感動させたあの長野五輪の実話の物語である。
原田選手のストーリーは一人の男の人生として、あまりにもドラマすぎる。
事実は小説より奇なり。
でも、本作は、舞台裏の英雄たちとなったテストジャンパーたちの物語である。

鬼滅で言えば、柱のかげに隠しあり。
柱が戦えるのも、裏で隠したちが頑張っているから。
鬼滅に限らず、この世は日の当たる世界と日の当たらない世界で成り立っており、日の当たらない縁の下の力持ちの役割が極めて重要なのだ。

そしてこれは、あきらめなかったものたちの物語でもある。
あきらめるのはいつでもできる。
だが、最後まであきらめなければ、こんな奇跡を体験できることもある。
それがこの世の、捨てたもんでもないところでもある。

そして、この作品のもうひとつの主役は、女性たちである。
「パッションとソウルよ」と最後までぶれずに言い続けて、テストジャンパーたちを支えた女学生。
主人公の西方を支え続けた奥さん。
女性の支えがあるからこそ、男性も頑張れる。これは神理だ。

機会があれば是非観て頂きたいと思う。

私はレンタルで観たが、あまりにも感動したので、DVDを注文してしまった。