【人は】


人は裁かれたいのではなく、

愛されたいのです。


人は殴られたいのではなく、

頭をなでてほしいのです。


人は言葉で傷つけられるのではなく、

言葉で癒されたいのです。


人は、自分を正しいと信じ、

それを貫くためには

人を傷つけるのを厭わないのです。


それは、自分にとっての正義が

何よりも大切だからです。


自分は正しい。

あなたは間違っている。


なぜ私の言うことが理解できないの?


なぜ私の言う通りにしないの?


これは、親子の間では特に顕著に出てきますが、


友達同士でもよくあります。


仲が良いほど、壊れる時は早い。


かわいさあまって、憎さ百倍。


因果なことです。


人間とは心に壁がある生き物です。


限界があります。


完璧な人などいないのです。


人をゆるす寛容さを。


裁くのではなく。


愛するのです。


厳しい愛も時には必要です。


でも、その根底には愛がなくてはなりません。


その裁きの波動はなんですか?


そう言われて初めて


ああ、私は人を自分の物差しではかり、

ジャッジしていたんだなあと

気づくのです。


結局のところ、すべては波動なので、


自分の心が愛の波動を発しているかどうか。


それだけなのです。


よっくる