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【伊勢参拝とわたくし】


(2017.9.2記す)

 

スピリチュアルに目覚めてから初めての伊勢神宮参拝を敢行しました。

昨年の熱田神宮参拝から、私が主催する龍神ツアーも、テーマが

「国津神と天津神の統合」に進化してきたのですが、その天津神の総本山に参拝するというのは、やはり特別な意味があります。

天照大神は太陽神そのものではなく、太陽を神として拝む太陽信仰の巫女であり、日本という世界のへその地において大調和の国をつくる日本神道の主宰神でもあられます。

なぜ主宰神を女神がするのかというと、調和というのはやはり女性性、受容性の、母性というものが鍵になるということ。

そのために大和の大調和の国の主宰神を女神である天照大神がされているということなのです。

そういう認識にたったうえで、現実世界の伊勢神宮に参拝したわけですが、伊勢神宮というのは、天上界と地上界がバランスよく調和した世界でありました。

 

伊勢神宮というのは、江戸時代から「伊勢詣で」が全国的なブームとなったように、非常に古くから日本人に親しまれている社であります。

毎年、大勢の参拝客が日本中はもとより、世界中から集まります。

ゆえに、参拝客への対応がかなり整備・充実されていると言えるでしょう。

今回、お神楽を見る機会を得て感じたのは、お神楽というのは神様に見せるためのものですが、今は参拝客に見せるためのものも兼ねるようになっているわけです。

ある意味では芸術パフォーマンスであります。

お神楽、お祭りというものは天上の神様と地上の人間のコラボレーションでもあるので、それはそれでよいのですが、伊勢内宮のお神楽を演じる神主さんや巫女さんはそれを仕事にしているわけでご苦労様だなあと思うわけです。

お神楽パフォーマンスを見て、まずそのように感じました。

個人的には伊勢を参拝されるなら、一度は見ておいたらよいと思います。

 

それから伊勢神宮には外宮と内宮があり、それぞれ御垣内(みかきうち)参拝という正式参拝ができるようになっています。

ところがその詳細は伊勢神宮のホームページにも掲載されていません。

建前上、伊勢神宮の維持のための寄付をされた方に正式参拝をさせてくれるということになっており、料金体系は公にされていないわけです。

でも、それだと参拝客が困りますので、実際には料金に応じて参拝できるランク分けがされているようです。

私は今回、内宮の正式参拝をさせていただきましたが、通常の参拝と異なり、正式参拝の場合、内側のスペースに入れて頂けるわけですが、その空気感はまさに天上界の空気感でした。

地上に降ろされた天上界の空間です。

これは聞いているだけではわかりません。

私は参拝前は「どこで祈っても神様は同じように見ておられるのだから、正式参拝にこだわる必要はない」と思っていたのですが、友達から積極的に進められたので、一応スーツ着用で旅に出たわけです。

それで、自然な流れで正式参拝を申し込んだのですが、受付された方が10名で15千円と案内してくださるわけです。

お神楽は15名で15千円でしたが、こちらはHPにも掲載されています。

個人的に正式参拝する際の目安は3-5千円くらいと思われますから、団体だとお得なのね、と、いうことで、正式参拝の料金体系というのは極めて現実的な世界であります。

払うお金が多いほど、神様の近くに行けるらしいです。

私は今回、団体の代表という立場をいただいたので、まんなかの白い玉砂利の上で参拝させていただきました。

そう考えると、よっくる一座、という団体の主催者である私が正式参拝しなかったら、どうなっていたのかと思います。

一人ずつ正式参拝を申し込む、ということもあり得たかもしれませんが、まあ、団体で申し込んだ方がよいのは当たり前なので、結果オーライですが、正式参拝するべくスーツを持参したのも神の計らいであったと思われます。

 

私が事前に聞いていたのは、伊勢神宮を正式参拝する際は、個人的な願い事をするのは控え、天照大神の御前でこれから何をするのかを決意表明するのが趣旨だ、ということを聞いておりました。

なので、代表として参拝の際に頭に思い浮かんだのは

「世界平和」

というフレーズでした。

世界平和の実現は、全人類の願いですが、私の魂の願いでもあります。

なので、「世界平和のために、この身をお使いください」と

そのように祈りをあげました。

よっくる一座の活動も、スピリチュアルな芸術活動を通して、世界平和に貢献する、ということが目的のひとつです。

なので、よっくる一座、としての正式参拝において、非常に重要な祈りでありましたが、包括的な祈りとしてはよかったように思います。

 

天照大神に宣言してしまったのだから、これからのよっくる一座は世界平和に貢献すべく活動しなければなりません。

世界に呼ばれる日も近いかもしれませんね。

 

谷よっくる