【無限と有限】

私たちは無限と有限を同時に生きている。

無限なる生は、魂としての生。

有限なる生は、肉体人間としての生。

私たちの本源は、魂だが、

地上に生まれてからは、肉体人間として生きている。

この地上は、有限の世界にて、すべてに限りがある。
寿命もそうだし、活動エネルギーもそう。
自分の体力と折り合いをつけながら、
日々、活動せざるを得ない。

五感においても、自分のまわりのものしか
リアルには知覚できない。

制限付きの生を生かされている。

有限なるもののはかなさが、そこにはつきまとう。

だが、魂は無限!

そのことを知ったならば、

この有限のときを見る目も変わってこよう。

有限であるがゆえに、いとしく、

有限であるがゆえに、美しい。

無限の視点では経験できないものが

有限の世界にはある。


よっくる